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2007年9月 6日 (木)

請負先担当者に言いたかったこと

ポリシーを持って仕事をするのは大切なことで、これがなければ、統一された記述でピントの合った設計書はつくれないでしょう。
しかしながら、自分のポリシーこそが絶対的に理に適っているという思いこみを持つと色々と問題が生じます。

まず、設計書の記述レベルに絶対などというものはありません。
100人いれば100通りあると言ってよいと思います。
ただ、それでは共同で作成した設計書は読みづらくなってしまうので合わせるだけのことです。

「私とは異なる記述ですが、ここでは私の書き方に合わせてもらえますか?」というスタンスならスムーズに話が進むはずです。
「自分の書き方こそが優れていて、これを理解しないお前は頭がオカシイ」ぐらいの勢いで感情を載せてくるというのは、人付き合いの拙さを感じざるを得ません。

共同で作成する設計書には最後に記述レベルのあわせ作業が極々当たり前に発生するし、それは折り込み済みのはずです。
自分と違った記述をした人がいることに「面倒かけやがって」などと特別な感情を持つ必要はありません。

また、書き方が具体的にわかっているなら、最初から指示すればよいのです。
それができずに、試行錯誤しながら何度も書き直しの指示をするなら、相手を思いやる余裕を持つべきでしょう。
強気は顧客を説き伏せるときに発揮するのがよいかと思います。

最後にひとこと

小さな会社とはいえ部長クラスの人が出先の社員の仕事ぶりを見に来たというのに「セキュリティ上、打ち合わせは敷地の外でやってください」と言い放つのは如何なものでしょうか?
私でしたら、セキュリティが理由なら、事前に来ることがわかっていたので、敷地内への立ち入りができるように関係者に掛け合います。

モノにだけではなくヒトにも「気配り」という想いを載せること、
これに気づかないまま我が道を行く人の人生は哀しいものです。

# まあ、「オマエがいうなよ」というのは、ごもっともな指摘でございまする:-)

上のことは、請負先や個人の資質だけでなく業界の問題と思っています。
なので、事を荒立てても問題の本質的改善にはならないでしょう。
胸に留めたままにしておきました。
このような人が居付くのは、上下に固定化されたピラミッド型業界の風通しの悪さに起因しているのかもしれません。

▼2007/09/16追記

欽ちゃんの茨城ゴールデンゴールズが日本クラブ野球選手権で優勝した。優勝戦は危ないげなく4-0で勝ったが、途中の試合では9回まで3点差で負けていたのを跳ね返したものもあった。その9回のとき、欽ちゃんがみんなにかけた言葉は、「感謝したい人の顔を浮かべよう」だった。「根性」(と言ったの)では勝てなかったという本人は言う。

楽しがってやっているようじゃ成績・業績を残せないなんて発想は、チーム運営では通用しない精神論だろう。個人でやる分には厳しくてもよいだろうが、他人に強制するようなことではない。

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