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2009年6月13日 (土)

オープンDRM

オープンソースでDRMってありえるのだろうかと、しばし考えた。
ソースが公開されては復号後のコンテンツを管理できないから共存不可能だという人もいる。

そうじゃないだろう。
復号後のコンテンツをそのまま画面表示/音声出力だけに限定して使えばいいだけだ。
問題はそのようにちゃんと作ったことを検証して保証する機関がないことと、
実際に稼働しているソフトが紛れもなく検証済みであることをどう証明するかだ。

プロレタイアリなDRMは、開発会社の社会的信用でコンテンツホルダーに安心を与ている。MSやAdobeが(ソースなど見せてくれなくても)機能保証してくれるというなら契約してもいいと思われているわけだ。ソースの改変が行われたとしても 特に疑念を抱かれるようなことにはならない。提供を受ける側としてはそれを使わざるを得ないのだが、逆に言えば不正ソフトの入り込む余地がない。

オープンの場合はというと、ソース見りゃわかるだろという態度では、コンテンツホルダーは面倒がってどこも採用してくれない。ソースの改変が頻繁に行われれ ば、横取りの危険なコードを紛れ込まされていないか心配になるのも無理はないから、やはり(Mozillaのような?)信用に足りる機関が出てきて機能保証 しないとダメだろう。

また、配信側,受信側とも検証済みソフトであることを証明しなくてはならない。
取りあえず配信側に関しては、配信者=コンテンツホルダーなら自己責任の範疇なので問題ないといえるが、配信だけ別会社に請け負わせることが可能かどうかは配信会社の信用力次第と言える。
受信側に関しては、まったく信用がおけないので、ビューワーをインストールさせられない。つまり、暗号化されたコンテンツのローカル保存より、ローカルビューワーの方が問題で、視聴の都度、ビューワー自体を配信するしかない。

結論としては、オープンDRMは技術的に可能だが、別途、信用保証体制が整わないと導入しづらい。さしあたり、企業としてはあまり支援のし甲斐のないプロジェクトで、視聴者としてもスタンドアロン再生不可では魅力が半減してしまう。→所有欲を満たせない人はDRM外しに熱意が行ってしまうw
ケツモチがいないOSSにとってスタートダッシュの遅れはいつものことで、安価に吊られてジワジワと普及する可能性はあるにはあるけどね。

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