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2011年11月16日 (水)

Android と版権物

奪われる「開発の自由」、iPhone対抗で加速 Androidで大丈夫か(2)
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A9C93819499E3E6E2E3828DE3E6E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

 Android の問題というか、著作権物をオープンソースで扱えるのかという本質的な問題のような気がする。 基本的にセキュリティ上、オープンソース開発では、DRMを初めとして著作権保護に向いていない。 無料公開あるいは人件費など運用経費のみに留めることがほとんどで、ロイヤリティなどは徴収できない。 それをGoogle(とその取り巻き)はやろうとしていることに無理があるんじゃないかな。 弊害や法的論理的矛盾、協力者との確執が生じやすくなる。
 音楽にしても動画にしても、商用のものは扱わない(扱えない)と結局悟るしかない。 適度にバランスを保とうとしたところに iPod/iPhone の先見性がある。 もちろん、これにしたって微妙なさじ加減で成り立っているわけだから、Apple の経営も気を置けない。 彼らは秘密主義とか独裁的との批判を製品の魅力でねじ伏せてきた。 コピーレフトとコピーライトの中央で居場所を確保するのも大変な苦労だと思う。
 Google は iPhone 対抗を目指すなら、セキュリティ強化のため、GPLを批准するLinuxベースのOSから離れなくてはならないはず。 GPLに批判的な人は、ここぞとばかりにライセンスに問題があるかのようなことを口にするかもしれないが、そんなことはない。 コピーレフト自体は、例え「極端」「理想主義」と言われようが、この世に存在しなくてはならない人類の到達点である。 Google の選択(AndroidへのLinux採用)がそもそも間違っていただけである。 ちなみに、MacOS は FreeBSDベースであってLinuxベースではない。 これはセキュリティ上ソースの公開を避けたいAppleの選択だ。
 Android が、今さら Linuxベースから変更するわけにも行かないというならば、版権物の取り扱いに注力するより、コミュニティツール/サービスを展開するべきだろう。 往年のマイクロソフトのように、誰かのマネばかりしていると人気に陰りが出かねない。

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