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2012年1月13日 (金)

情報公開の即時性

危機2年前、住宅変調に目背けたFRB 議事録判明
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE3E1E2EA9E8DE3E1E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

 サブプライム問題(2007年夏住宅価格下落、2008年9月リーマンショック)はいつ頃から把握されていたのか、わかってきた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録全文は5年間の守秘期間を経た後、公表する決まりとのこと。 2006年5月にはバイズFRB理事が「住宅ローン業界で増殖する巧みな商品に、私は不安を抱いている」 とこの辺りから危険因子として認識していたようだ。 鼻が利く人は1年前にはいたことになる。
 しかしながら、当時のバーナンキFRB議長は……。 2010年1月の議長再任時では歴代最多の3割もの反対票が投じられたものの、未だに現役である。 原因を作ったのは彼ではないが、やはりどっぷりとバブルの夢に浸かっていた一人なわけで、日本でならば責任問題になり、とうに引責辞任・更迭されているところである。
 ここで検討したいことは、5年という非公開期間の正当性をどう判断するかだ。 リアルタイムに公開していればすでにバーナンキ議長の首は飛んでいただろう。 しかし、バカでなければ、この非公開期間中に反省し、失態分をとってかえすべく奔走したはずである。 日本も一度失敗したからといって、即首をすげ替えていては優秀な人材がいなくなる可能性がある。 情報公開といっても即時公開がよいかどうかは、よくよく判断すべきことではないか。
ちなみにバイズ元FRB理事は女性の方です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Susan_Bies

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