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2012年6月21日 (木)

日本人嫌い

第8回日中共同世論調査 結果
http://www.genron-npo.net/world/genre/cat119/2012-a.html

 中国の日本人嫌いについて、過去の反省のなさをあげている。 日本人にしてみれば、自民党政権ではその保守的態度や譲歩戦術が対外信用を損なっていると判断し、政権を変えさせる理由のひとつになったのだが、国際協調を標榜する民主党になってからも中国の側の態度が変わらないどころか、舌鋒はきつくなるばかりである。 日本人の多くは、検証可能な事実に基づいた反省の態度を示しさえすれば、中国側は友好を深め、さらには日本の人権・環境・法制度などよいところを取り入れてくれると期待していた。
 しかし、冷戦時からさながらの思想弾圧、報道規制、それになんと言っても国の頭から末端国民に至るまでの拝金主義、国際貢献にカモフラージュした自国権益の拡大と領土領海拡大路線を前にして、さすがに今では中国に裏切られた感が強い。 今回の結果も、中国指導部によって作為的にすり込まされた影響という見方に、もはや疑いを挟む日本人は少なくなった。
 日本人がもっとも危惧するのは、中国が経済バランスを大きく崩したときに、その捌け口として軍事力を暴走させるのではないか、自国内の健全な民主化よりも中華ファシズムに転化する速度の方が速いのではないかということだ。
 注目しなければならないのが、賃金上昇率が高い地方都市。 環境汚染度が高く、政治腐敗やかつての日本の公害訴訟の後追いも見受けられる。 大都市に比べて体制批判活動家もまばらで思想は管理されやすいものの、デモは勢いがつきすぎて暴徒化しやすい。 もし、彼らが生きるためのごり押しの成功に味をしめてしまったら、あっという間に政権中枢部に駆け上がり、そのまま軍を動かしてしまうか、軍が迎合してしまうだろう。 そうなったら、日本は九条の改憲を本気で検討しなくてはならなくなる。
 希望が全くないわけではない。 ネットの普及で、国からの教育では知り得なかった事実・権利と義務・思想が広まれば、衆愚政治は免れるかもしれない。 それにはやはり、検閲廃止や規制撤廃を中国に求めていくことが肝要だろう。

>> 追記 

中国 “環境汚染”デモで一部が暴徒化
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120728/k10013926151000.html
中国 “環境汚染”抗議ほぼ収束
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120728/t10013929801000.html

 もう手が付けられなくなっているんじゃないかな。 公害対策がまともにできていない地元企業と、公害の経験を乗り越えてきた日本企業を何の根拠もなしに同列に批判し、それをあっさり受け入れてしまう中国地方官僚。 都市部に職のあてもなく人を集めた結果、ただの不穏分子化してしまっている。 そういうのを束ねるポピュリストが中国国内に出てくるが早いか、世界を知る情報通が世論を矯正するのが早いか、拝見しようではないか。

>> 追記

王子製紙の排水計画、中国で1万人抗議デモ 庁舎に乱入
http://www.asahi.com/international/update/0728/TKY201207280229.html
中国デモ、朝日新聞記者に警官暴行 カメラ・記者証奪う
http://www.asahi.com/international/update/0728/TKY201207280483.html

 官民揃って暴力思考....。 まさに暴漢国家。

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