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2012年7月 1日 (日)

ネット検索される情報の質

 一体、Google検索のSEO解釈ってどうなんているのでしょうか? 音声圧縮技術の1つであるSBR(Spectral Band Replication)のことを調べたくて「AAC SBR」と検索すると、2005年のとあるブログが割と上位に出てきます。 ですが、このブログの内容は技術的にはデタラメなものです。 そのブログの更新自体も2010年の10月で停まっています。 どういうわけか、記事の評価が現時点で46拍手もあります。 私と同じようにネット検索して引っかけたものの、記事の内容判断もできないまま「イイネ!」を連発して、それがさらにページの検索ランクをあげてしまったとしか思えません。
 このような粗悪情報の循環が情報化社会となった今現在でもたまに起きています。 例えば、Wikipedia もそうです。 便利でよく見ていますが、記載内容に不備が多いことは承知しておかなくてはなりません。 これを引用した人が作った情報をさらに Wikipedia が引用してしまう可能性が指摘されており、事実そのようなケースも発生しているとのことです。 「バカ」のひと言で片付けられるのならよいのですが、デマとなって数でごり押しされたのではたまりません。
 また、検索には思想・文化の問題も孕んでいます。 セーフサーチをオフにして画像検索すると、これでもかとエロ画像が出てきます。 一見エロでも何でもないキーワードでも引っかかるため、非常に邪魔に感じることがあります。 多くの人が社内PCで調べごとをしたときにドギマギしてしまった経験があるでしょう。 画像でこのような状態ですから、テキストの方も目的外情報の比率は相当に高いと考えられます。 ネット上に(いつまでも残る)記事が、現実社会や生活を反映しているわけではないということです。 少なくともこのことを子どもに教えておかなくては、いつ倒錯したアングラ世界に引きずり込まれるかわかりません。

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