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2013年6月 4日 (火)

IT職場紹介のデタラメ

「信頼され続ける受託開発エンジニアに、手法の流行り廃りは関係ない」“枯れた技術”でも活躍するために必要なスキルとは? - エンジニアtype
http://engineer.typemag.jp/article/phase1

仕事関係のサイトらしいが、言っていることめちゃくちゃである。
アジャイル開発は発注者をも巻き込んで、本当に欲しいもの・役立つものをつくることだと思っているが、この記事ではハナからハッピーにはなれないと否定する。 その理由というのが、

「開発プロジェクトにおける問題の本質が、言語の違いや開発手法にはないから」

なのだそうだ。 なんだか言葉遊びくさい。

「現場のわたしたちが考えるべきは、自社が使いこなせない付け焼刃の技術ではなく、自社が持つ技術でどうやって提供できるか」

これも成功のためのボールはすべて自分たち側だけにあるかのような精神論に感じる。 持ち込まれる案件に未知の技術が含まれることはないとでも思っているのか? 枯れた技術だけでガチガチに作ればスケジュールをはずさないと言っているようにしか聞こえない。 火消し屋だけに、余計な技術習得などせずにさっさと納品して戦線離脱だと言うことなのだろう。
 あえて言うが、それでは、最小限の機能実装を行った自分らは客から及第点をもらえても、プロジェクト全体のどこかにしわ寄せが行く。 他の部分で火を噴くのを横目で眺めることになる。 つまり、自分らさえ困らなければよいということを積み重ねてそれを信頼と呼ぶと言っているのだ。 決して楽しい職場にはならないだろう。
 私に言わせれば、新技術のリスクも客に納得させて使えば問題ない(責任を負わされない)と考えているし、それさえ許されない案件にアジャイル開発はできないのは当たり前。 それに

「目的と手段を理解していれば」

と条件をつけているが、客さえそれがわかっていないのを理解してもらうのがアジャイル開発であろうが。 本末転倒なアジャイル批判としか思えない。 まあ、アジャイル開発は客も請け負う側も余裕をもったもの同士でなければ成立しないのはわかる。 意地汚い相手を黙らせて金を吐かせるような、口が達者な豪腕エンジニアでもっている職場というのは、私なら御免蒙る。 金に目がくらんで(色んな意味で)精神を病む世界だ。

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