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2013年6月10日 (月)

思いつき改憲はやめて

首相「条文によって要件2段階に」 96条改正で
http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS0503D_V00C13A6PP8000/

 これって何も検討していない段階の思いつきだろう。 こんなんで憲法を変えられてたまるかという気になる。 2種類の条件を用意すると、その中間的な案件が発生したときにどちらを適用するかで必ずもめる。 下手をすると簡単に憲法を変えられる側の条件だけが恣意的に運用される可能性がある。 いい加減、9条変えたさのためだけに、96条まで変えるとかいうのはやめてほしい。
 その最終目的である9条改憲の根拠は『国際貢献』だが、具体的に何をしたいと言っているのかが不明確である。 中国の領土拡張野心を阻止するために、結局中国と同じことをして張り合いたいというのならば、日本はただに第2中華になってしまう。 同じ次元で争うのは、とても恥ずかしいことだ。
 強大な軍事国家であるアメリカを敵に回すことは何をもってしても避けるべきだということは、日本国民に染み渡っている。 しかし、中国に対しては安易に考えているところがあるのではないか。 中国の怖さは圧倒的な人的物量である。 死体の山をいくら築こうが兵士をいくらでも投入してくる。 もし日中が戦争になった場合、核ではない通常兵器において日本は相当に不利である。 そうなれば、自然と核武装論が登場して来るであろう。 9条改憲を認めるという人は、そこまでちゃんと視野に入れているのだろうか。
 中国の野心を後押ししている国力については、しばらく様子見するべきとは考えられないのだろうか。 中国はその急激な経済発展の結果として、環境問題が多発し、経済格差が生まれ、少子化が加速している。 今までと同じような成長は期待できないという見方が大半である。 身の丈を理解してくれば、野心も自ずと衰える可能性はある。 絶頂期の今を見て怖れ身構え、あわてて改憲するというのは如何なものか。 自衛隊を軍隊化するぐらいなら、日本国内の地方の少子化対策や経済対策を優先した方がよほど有意義であろう。 中国の前に日本の国力が衰えてしまっては笑えない。

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