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2013年8月26日 (月)

安倍改憲の何が問題か

潘基文国連事務総長、異例の発言…安倍政権批判
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130826-OYT1T00909.htm

改憲が良いか悪いかという二者択一の論議ばかりで、ぜんぜん中身が深まらない。

 まず、9条の今までの貢献を否定する形での改憲はありえない。 武器を持つ相手に命懸けで平和を説く人をなぜバカ呼ばわりするのであろうか。 一般人にはなかなか真似はできないからといって、そういう人々の活躍の場を失うのは大問題である。 もめごとのエスカレートを防ぐには、相手よりひとつ下の防備で話す勇気が必要だろう。 常に上を維持しようという考えでは、偶発的な戦争は避けられない。

 それにもっと国際貢献をしたいという建て前であれば、現行憲法を悪し様に言う必要なないではないか。 その論理では、改憲ではなく加憲という考えがもっともふさわしい。 それでも改憲するというなら、最低限、徴兵制の否定も付け加えるべきだろう。 志願兵ではなくなった軍隊に規律は期待できない。 米兵を見るまでも無かろう。 日本人は民度が高いから大丈夫? バイトテロの画像を見ていれば、コイツらに武器を持たせたらどうなるかわかるだろうに。

 今のアメリカの信頼は、ベトナム戦争の兵役拒否からはじまったと言ってよいと思っている。 これが日本で兵役拒否をしたらどうなるか。 全体主義に流された国民によって「非国民」の罵声を浴びせられると想像に難くない。 言い過ぎか? 自由民権運動で賑わった戦前がなぜ軍国化したのか。 昔と同じように、危機感を煽る勢力に今の人々も沈黙と礼賛で答え始めている。 周辺国家に今までと違ったアプローチをするときに、アメリカならイノベーションで新しい境地を開拓するところだが、日本は先祖返りにしてしまう。 敢えて過去の歴史を正視させなかった若い世代には、単なる先祖返りとイノベーションの区別を付けようもない。

潘国連事務総長の発言、真意ただす考え…菅長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130827-OYT1T00939.htm

 9条による日本の努力を丸腰の虚勢だとバカにした国があるのだろうか? とても真似できないけど、それをやってる日本は一目置かざるを得ないと評価をしてもらっているのではないか。 だからこその国連事務総長の発言である。 これを出身の韓国の肩入れをしたなどと解釈する狭量さが情けない。 つまり、9条は日本の憲法にとどまらず、いつか世界が目指すべき憲法なのだということである。 それを高々50年程度、誰も追従してきてくれないからといって、自らやめちゃおうっていうのだから、残念がる人々がいるのは当然だろう。

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