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2013年8月 1日 (木)

詭弁太郎

麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html

 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 ▲ヒトラーはいわゆる今でいう「罵倒」攻勢で人気を煽った。 これが民主主義だとすれば、まさに衆愚政治である。 今一度、野党や党首・首相経験者を罵倒する自民党の民主主義とは何なのかを問いたい。

 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

▲論理破綻である。 よい憲法下でも悪人がでるのであれば、さらに憲法教育を厳格に徹底させるのが普通の解釈。 憲法を悪人側にすり寄らせれば、悪人が出なくなるというのは、どういう考えか。 麻生元総理は、憲法をこのままにしていると自民党をはるかにしのぐ極右政権が誕生して憲法停止させる恐れがある、と言っているのか?

 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

▲戦争を知っている親から当時の話を聞けた世代を狙い撃ち。 若い世代に罪の意識はない。 あるのは責任負担だけである。 そう教育しているのが自民党の息がかかった教育委員会であろう。 損害を与えた相手も含めて自然に戦争を忘れるのは致し方ない面はある。 しかし、自国だけ積極的に隠蔽工作すれば、これは第2の戦争へとつながる。

 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

▲『国際貢献』の影に徴兵制への可能性を残して、一体何を議論したのであろうか。

 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

▲憲法論議をたったの30~40人程度でまとめたのか。 すごい精鋭ですね。 そりゃ、国民の半分も無視したいと仰るのも無理はない。

 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

▲戦地でレイプしていた軍人がいたという証言があるんですがね。 彼らは英霊なのですか? 人体実験していたのもいましたね。 全部英霊ですか? 「お国のため」であれば許されるのですか。 アメリカがベトナム戦争を止めることができた理由わかりますか? 「国のため」に戦ってきた兵士が反戦の国内世論に戸惑ったとしても、自分らの非を認めることができたからでしょう?

 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

▲なぜ、一宗教団体への参拝に固執するのですかね。 慰霊の追悼行事なら他の寺院でもやっている。

 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。

▲公式参拝しなかった(私的参拝でした)三木武雄総理からです。 それをワーワー文句付けたのも桜井よしこや自民党保守派です。 天皇参拝に影響を与えただのと(天皇の言葉もないのに)代弁気取って批判したわけです。 後に靖国神社内で権力闘争がありA級戦犯を合祀するようになった。 天皇はそれを理由に自身の意思で参拝しなくなったにもかかわらず、またしても自民党議員が、天皇の意思を書いたメモを贋作と決め付けてマスコミ批判をした。 騒ぎを起こしているのは自民党でしょう。

騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

▲>共産党の志位和夫委員長もツイッターで「(ドイツの)国会放火事件をでっち上げ、『全権委任法』を成立させ、憲法を機能停止させた(ナチスの)手口に学べというのか」と批判した。

 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

▲口汚く罵っているのは、自民党議員とその支持者でしょう。 とくに安易に『売国奴』『国賊』と使いまくる。 罵られた人も「国のため」を思ってやっているのです。 自民党のいう英霊と何もかわりません。 結局、自分らの都合で国民を選り分けているだけでしょう。

 逆説的な話で人の関心をひくのは、詭弁であったりします。 それは、まっとうな説得手段を講じるのさえ面倒だとか、だまされる方が悪いんだという、人間軽視の表れです。 それか自らの話術に溺れるような愚か者のどちらかです。 改憲の必要があるなら淡々と説得すればいいわけで、施行中の法さえ守らなくてよいかのような憲法軽視思想を広める必要はないはずです。 憲法をこんなに足蹴にする議員であふれかった国を恥ずかしく思います。

>> 追記

麻生氏、ナチス発言を撤回 「改憲の悪しき例上げた」
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201308010043.html
「誤解を招く結果となったので撤回したい」と述べた。

誤解=誤った解釈

 誤ったのは聴衆の方なのか。 先日の橋下氏も慰安婦発言を誤解だとした。 否々、ちがうだろうが! 誤ったのは発言側であって、聴いた方ではない。 誤解とは二通り以上に受け取れるようなあやふやな発言の場合に起きた結果に使う。 一通りにしか解釈できないような発言を誤解だとみなすことはできない。 一番、恐ろしいのはその場にいた誰もが指摘しなかった場合だ。 参加者自身が沈黙の肯定者扱いとなり、自身の行動を狭めることになるだろう。

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