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2013年9月 9日 (月)

内閣法制局

統治機構の変革か破壊か、法制局人事の深層
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0201Z_S3A900C1000000/
小松法制局長官の発言要旨
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1601O_W3A810C1PP8000/

>集団的自衛権を認めるべきかは、私個人の考えを述べるべきではない。

としながら

>多くの先輩方が過去の議論の積み重ねを無視できないとおっしゃっている。

 多くの先輩方が過去の議論の積み重ねをいうのであれば、解釈変更ではなく改憲が妥当だという声が大きいはずだろう。 これを「無視できない」なんて詭弁を用いて覆そうとする。 かつては自衛隊の存在さえ違憲性が問われた。 それをさらに集団的自衛権まで広めるなどとは、戦後に現憲法の発布に立ち会った人ならば夢にも思わないだろう。 歯止めがどこにも存在しない恐怖を感じざるを得ない。 憲法は解釈で骨抜きにされ、そのうち軍隊や徴兵制さえも復活させる気ではないか。 どこまでいっても、解釈だけの変更で済ませられるのだ。

>国際法上軍隊に当たる組織が協力しないと対処できない問題が増えている。日本は消極的に「自分だけいい」ということではいけない。

 紛争解決に必要なのは、むしろ軍事力だけではなくなってきている。 国家規模の不正や隠蔽にどう対処するかの方が重要。 今起こっているシリア内戦でも、化学兵器の使用者が誰なのかを特定できずにいる。 実際には特定できたのかも知れないが、それがアメリカ軍では国際信用に欠けるのだ。 この首根っこを捕まえる役割は軍隊ではないということ。 日本は誰かが「悪者だ」と言ったものを攻撃するだけになりたいのだろうか。 自分で誰が悪者なのかを判断しようとはしないのか。 アメリカとその軍事同盟国にはできない部分がある。 自衛隊の派兵だけでなく、そちらの役割に期待する声も高いと思うのだが。

内閣法制局って何?/集団的自衛権の行使容認にらむ長官人事
http://thepage.jp/detail/20130802-00010003-wordleaf
内閣法制局を「神のような存在」に持ち上げたメディアと議員
http://www.news-postseven.com/archives/20130827_207284.html

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