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2014年5月20日 (火)

電力会社の体質

福島第一の原発所員、命令違反し撤退 吉田調書で判明
http://www.asahi.com/articles/ASG5L51KCG5LUEHF003.html
第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた。

葬られた命令違反 吉田調書から当時を再現
http://www.asahi.com/articles/ASG5M5RS6G5MUUPI00R.html
吉田氏が驚いたのは、第二原発に離れた中にGMと呼ばれる幹部社員がいたことだ。東電の社内規則は過酷事故発生時に原発の運転員を束ねる当直長に助言する支援組織を立ち上げ、部長級の所員やGMがメンバーに入るとしている。そのメンバーが離脱していれば規則違反だ。

原発現場の職場放棄と隠蔽体質、もはやどうして東電もとい電力会社を信用できようか。
 菅直人首相(当時)が原発を訪れ「撤退なんてとんでもない」と言ったことで「現場の士気が下がった」と産経をはじめとする諸紙は批判する。 だが、当の現場所長自身が、社員と幹部の無断退避で苦しんでいたのだから、首相の発言は当然というものであろう。 吉田氏が菅元首相を批判しないのは、わざわざ乗り込んで来てくれた首相の気持ちがわかるからに違いない。 一方の幹部職員が何らかの刑事罰に問われたことなど聞いたこともない。 あるのは、辞職してどこぞに天下ったという話だけだ。 「官邸がよー」と愚痴垂れて注水停止を指示したあの武黒フェロー(副社長級)の謝罪を未だに私は見ない。
 未だに「原発ムラなどどこにあるのか」と叫ぶ連中が跋扈している。 すべてを知りながら金をもらう、あるいは反原発へのヘイトスピーチをまんま信じる愚か者が如何に多いことか。 吉田所長と菅元首相は日本を窮地から救いだしたにもかかわらず、逆に罪を着せるという国民が大半を占めては、これは天に見放されて当然というものであろう。
 今、汚染水をはじめとする除染対策が進められているが、目を離した途端、どんな不正行為をするのかわからない。 また、事故後にさっさと東電を離れた連中も、自分らのしでかした行為を反省しているようには思えない。

>> 追記

吉田調書「命令違反で撤退」記事取り消します 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASG9C63FTG9CUTIL04Q.html

朝日が命令違反の部分を撤回したことにより、当方の記載も訂正すべきか検討したが、命令違反は誇張表現であって、当時の吉田所長の意に沿わない移動をした事実に変わりが無いため、訂正しないこととした。 バスに乗った社員全員が移動先を把握していないことで第二まで行ってしまったわけで、その事実にさらなる検証の必要性を感じる。

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