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2014年7月 5日 (土)

産経の自虐史観論を破す

自虐史観は中国プロパガンダの戦果
【産経抄】7月5日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140705/chn14070503080002-n1.htm

 反省をすることを自虐と言い放つ産経新聞社が、またしても誇大タイトルと中身本文別掲載で記事を書いている。 日本人は、戦前は勇ましく謝ることなどしない民族だったとでも言うのか? そんなことはない。 韓国が「恨」文化とするならば、日本は「恥」の文化だ。 命を賭して名誉を守る民族だといえる。 武士道たるやその最たるものだろう。 大げさに言えば、自分に恥じ入るところが一点でもあれば潔く腹を切る。 本来、相手の立場がどうであれ自分に対して厳しいのが日本人だ。

 ところが、産経は相手方、韓国・中国があまりに自分のことを棚に上げて非難してくるものだから、適当な理由を作って防がないと将来の世代に禍根を残すと思い至り、歴史改竄へと誘導するようになった。 証拠がない以上、相手方に決め付けの撤回を求めていくことは当然だが、勢い余って証拠がなければ存在しないなんてことを口にするのは、恥知らずと言うべきだろう。

 河野談話は、グレーゾーンが調査では解消できないことを見越した上で政治決着を図ったもの。 それを双方の政府が自国民にその意図を説明浸透できなかったために、未だに主旨を違えて非難が繰り返される。 何を言いたいのかわかるだろうか? 決着点が間違っているから仲直りができないのではなく、仲直りしたくないから決着点を間違っていることにしてしまうのだ。

 産経は、正しいことを主張して解決を目指しているのではない。 はじめから到底受け入れられはしない論陣を張って、相手方の自滅を待っているに過ぎない。 問題は、その手法を日本人自身が理解できずに、記事を真に受けて韓国・中国と戦争したがるように変貌することだ。 安部首相やその広告塔の産経は、憲法解釈の微変更による牽制で将来は安定だと思っているらしいが、その流れは勢いづき過ぎて想定外に扇動主義へとつながると私は思っている。 自分を愛国的と思い込み、自分以外の考えの違う国民を蔑むような世論・風潮、あるいは自主規制での締め付けは、いよいよ暴走的国粋主義者誕生の孵卵期間に突入させたと言えよう。

>> 追記

少年殺害「憎悪の連鎖」 イスラエルとパレスチナ、武力の応酬に発展
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140705/mds14070521330006-n1.htm

 まるで他人事のような記事の書き方だ。 韓国人・中国人が見せしめとして日本人の子どもを殺したらどうなるか。 それこそ報復合戦そして全面戦争へと続くであろう。 無謬主義に酔い痴れている産経では、人の気持ちを思いやる余裕もなく、自らの記事がパレスチナと同じ道へと煽っているのにそれにすら気づかない。

エルサレム訪問の米国人少年、治安要員に殴られ拘束か
http://www.cnn.co.jp/world/35050425.html

 容姿から国籍を決めつけると国際問題になりかねない。 そもそも、国籍で罪が決まるわきゃない。 自分たちがやられて嫌なことは相手にもしないこと、これは仏教では因果応報として極当たり前。 ところが、仏教以外の外道では、正義を名乗った方が手段を選ばずに一方的に悪を退治駆逐しても構わないと思っている。 その正義の判断基準に都合の良い神様やら預言者やら英霊を持ち出すのだ。 日本人は、違うって?

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