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2014年10月15日 (水)

「違和感」流行り

土井氏への「売国奴」批判、NHK経営委員長「違和感」
http://www.asahi.com/articles/ASGBG6K5FGBGUCVL02W.html
NHKの浜田健一郎・経営委員長は14日、経営委員で作家の百田尚樹氏が自身のツイッターで、9月20日に死去した土井たか子・元衆院議長について「まさしく売国奴だった」などと書き込んだことについて、「日本には亡くなられた方に畏敬(いけい)の念を持ってお送りする文化・風土がある。ちょっと違和感はある」などと述べた。

「違和感」流行りなのか。 昔から使われる言葉だがここ最近やたら目につく。 最近、批判の事実をわずかに抑えるために使われることが多くなったが、なんだか気持ち悪い。 その先駆けはこれだろう。

山本最高裁判事発言を批判=菅長官「違和感ある」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201308/2013082100500
菅義偉官房長官は21日午後の記者会見で、前内閣法制局長官の山本庸幸最高裁判事による集団的自衛権をめぐる発言に関し、「公の場で憲法改正の必要性まで言及したことについては非常に違和感がある」

 すまし顔の菅義偉官房長官が、『御用裁判官風情が何を言うか』とばかりにチクリとやった言葉である。 露骨に批判すると三権分立に引っかかるから、濁しながら圧力をかけたわけだ。 一方、今回の件は、露骨に批判すると安倍親分が怖いから、ゴニョゴニョさせたというもの。 間違っているとわかっているのに圧力に負けてトーンダウンさせたわけだ。 使用法は正反対ながらも、どっちも「違和感ある」という言葉の使い方に問題がありそうだ。  本来、『違和感』という言葉は口にしている本人も困るくらい微妙な解釈が必要なときに使われるべきで、すでに判断を下していることを誤魔化すための言葉ではない。 つまり、菅官房長官の場合は、本来言ってはならないのだから、『違和感』さえ口を噤むべきだろう。 浜田経営委員長の場合は、本来ハッキリさせるべきなのだから、『違和感』どころじゃないだろう。 どっちも、ぜんぜん微妙な解釈なんかじゃない。

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