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2015年1月16日 (金)

安倍政権の農協つぶし

首相「JA全中は脇役に徹して」 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/t10014728571000.html
時論公論 「農協 何が問われているのか」 | 時論公論 | 解説委員室:NHK
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/190165.html
一組合当たりの経済事業は赤字が2億3000万円にのぼり、それを信用事業と共済事業の黒字で、穴埋めしている状態です。
これでは規制改革会議のメンバーから、農協が地域の農業振興に熱心に取り組まず、信用や保険事業の黒字にあぐらをかいていると受け取られても仕方ないでしょう。

うわ……。 政府というか自民の主張まんま受けのプロパガンダ。
 農業事業だけで黒字にできないのが農協のせいだとは笑わせる。 天候不順の中で一生懸命育てても、高騰すれば中国から緊急輸入される。 豊作だと安値で元手がとれなくなり、泣きながら捨て腐らせる。 そういう凸凹調整を生産者が引き受けることで、大都市の市場が安定していることを何も感謝せずに、今度はTPP導入の邪魔なだから農協解体だと言う。 若い人手を首都圏に取られて、一昔前まで3ちゃん(じっちゃん、ばあちゃん、かあちゃん)農業と言われた農家は今や2ちゃん……、いやいや、過疎で人住まずだ。
 人口流出が続くのは農業が儲からないからではない。 夢や希望がないからだ。 今行われている農業改革といっても、そのほとんどがバイオや高度農工具技術であり、栽培そのものの研究ではない。 農家が片手間に学習する知識や資金の範囲を超える。 本気で農業の役に立ちたいなら農家を継がずに機械メーカーの技術者や学者を目指すべきなのだ。 跡目を継ぐにしても嫁さん婿さんがいなくてはならない。 しかし、新たな出会いなど皆無な日常ではどこかに出向くしか無いではないか。 大都市とは享受するインフラが違うのに税金は同じという魅力の無さもUターン・Iターンを鈍らせる。 そういう地方の不満を共同で支えあってきた地域団体が農協である。 多角経営は民間資本から見捨てられた結果であって、農家だけの問題じゃないのは当然。 つまり、地方再生とセットでなければ、農協改革など口にする資格もない。

>> 追記

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地方創生の核になって欲しいなら、なぜ農協の役割を減らすのか。 役割を減らしたいのなら、地方創生の役を別のものにやらせてから、話を持って来るべきだろう。 これでは減らし損なだけで、地方は消滅する。 耳障りのよい言葉を使うが、中身は逆。 信用したとたん、手のひらを返されて「力至りませんでした」と体の良い詫び言葉まで想像できる。

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