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2015年1月21日 (水)

中庸道の険しさ

過激主義排除へ「中庸」訴え=中東安定化へ25億ドル支援-安倍首相演説・カイロ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015011700213
安倍首相、中東には「中庸が最善」と過激派を批判 積極的平和主義をアピール 政策スピーチのねらい
http://www.sankei.com/politics/news/150117/plt1501170021-n1.html

産経はあいかわらずヨイショ記事。
 安倍首相は『過激主義』の反意語として『中庸』という言葉を使っている。 しかし、日本でこの発言をすれば、何を言っているのかと首を傾げられること請け合いだろう。 日本の国会の最右翼は自民党であり、中道・中庸には位置していないからだ。
 元々、中東に過激派が台頭した理由は東西冷戦が起源である。 米ソ、つまり、資本主義vs共産主義の構図が、そのどちらにも組みしない勢力としてイスラム過激派を生んだ。 中東にとって中庸とはイスラムそのものを意味しているのではないか。 過激派排除を意図して『中庸』を目指しましょうと言われても、中東諸国にはピンと来ないと思われる。 また、中庸を目指すにしても核(コア)が必要だろう。 だが、争っているイスラム教とユダヤ教の中間に位置する存在はない。 政府軍と過激派との間にもそんな存在はない。 つまり、中庸を標榜するリーダーなどいないのだ。
 ネタニヤフ首相からは、日本がテロに巻き込まれる可能性があると指摘され、その通りになってしまう始末。 むしろ、投資協定の話し合いの方が盛り上がったらしい。 首相は何かうまいことを言ったつもりかも知れないが、裏付けのない綺語では何も伝わっていないことが、よくわかる。

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