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2015年1月26日 (月)

日本の国際情報収集・提案能力

外務省関係者 後藤健二氏めぐりISISと解放交渉行なっていた│NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20150126_299833.html
「交渉窓口が別のチャンネルになり、途中から『湯川さんを含めた2人を一緒でなければ返さない』というメッセージが届き、身代金を大きく吊り上げてきた。2人一緒の交渉になれば、たとえ身代金を払ったとしても1人しか返さない可能性が高くなるなど、交渉は相手が断然有利になり、暗礁に乗り上げた」

最初に人質交換という要求を引き出せていたならば、こうはならなかった。 身代金は渡せないとしても、次なる手立てを考えられない程度の日本の情報収集・提案能力では、国際貢献なんて覚束ない。 どこの国にどんな囚人がいるのかぐらい把握していないと、捕虜交換もできないだろう。 安倍首相は結局ヨルダンを素通りしただけだった。

>> 追記

「イスラム国」に人道支援を~中田元教授が会見~
http://www.jiji.com/jc/v4?id=isis15010001
 記者会見で、難民、人道支援を強調したが、今、300万人と言われるシリアからの難民の半数以上、160万人はトルコにいる。もし、難民支援ということならば、トルコを最優先すべきで、トルコを(歴訪先から)外して難民支援と言っても、これは通用しないと思う。
 日本人の人質2人がいることが分かっている中で「イスラム国と戦う」ことを発言するのは不用意と言わざるを得ない。

身代金支払いは無理でも、変化球でイスラム国支配地へのインフラ投資なら、後々無駄にはなるまい。

爆笑問題・太田光 人質問題で持論「黙ることが必要な時もある」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/01/25/kiji/K20150125009692170.html

言いたいことはわかるが、ネットは規制手段が確立されていない以上、マスコミ抑制だけでは効果が無い。 むしろ、マスコミがいない間に誤誘導が起こりうる。

自民・山本一太氏、人質事件で与野党結束訴え
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150127-OYT1T50148.html
 山本氏は、国会審議について「今のタイミングで政府の対応をただされても、外に明かせないことがある。(事件を)攻撃の材料として野党が使うことは控えてほしい」

原発責任をなすりつけ、震災対応の足を引っ張り続けた張本人たちが何を言うのか。 「協力を」と言われてもしなかったし、逆の立場になった今は協力すら求めない。 成功して手柄を独占するのならまだしも、失敗したらどう言い訳するのだろうか。

>> 再追記

「後藤さん殺害」:日本、引き延ばし限界
http://mainichi.jp/select/news/20150202k0000m010130000c.html
政府関係者は「あらゆるルートを使って、いろいろな情報をISに伝わるように流す。意見対立を助長し動揺を誘えば、解決のチャンスが出てくると考えた」と明かす。
しかし、ISの要求は1月24日、2人の身代金からヨルダンに収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚釈放へと変わり、政府が主体的に交渉に関わる余地は狭くなった。

山本一太氏は27日時点で何か政府には考えがあるかのようなそぶりだったが、何もなかった。 牽制専門のハッタリ議員なのだろうか。

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