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2015年1月 2日 (金)

天皇の意志

天皇陛下が年頭の感想 「歴史を学ぶことが大切」
http://www.asahi.com/articles/ASGDY5Q85GDYUTIL01D.html
本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。

天皇を支える人には2種類いる。
 天皇の意志を尊重して、如何なる場合でもその身を呈して守ろうとする人。 もう一つは、皇統としての天皇家の血筋を維持するために、敵となり得べき存在を排除する人である。
 今の時代は民主主義・国民主権であるから、1番目の方の拡大は心配に及ばない。 問題なのは2番目の方である。 天皇の意志に反してでもシステム維持に動こうとする。 太平洋戦争末期、天皇の敗戦宣言を妨害しようとしたのはもちろん、現代においても国家神道の普及のためならば天皇家に対して発言を封じようと試みる。 女性天皇についても、肝心な天皇家が政治に配慮して意志を示さないのに、旧宮家や神主が口を挟む。 皇太子については、言うに事欠いて「友達がいない」などと人格に問題があるかのような事を言うものも出る始末。 彼らにとっては、日本の行く末を心配する天皇の言葉より、ご都合よく政治利用できるカリスマの維持が大事ということに他ならない。 だ・か・ら、天皇の年頭のこの発言は、一部の政治家や宗教関係者に反感を買う覚悟で仰ったものと見える。 国民には声が届いたのであろうか。

>> 追記

(新ポリティカにっぽん)天皇陛下のご感想に思う
http://www.asahi.com/articles/ASH15544ZH15UEHF00S.html
 成田氏は、しかし、天皇と天皇制は区別すべきであって、昭和天皇は平和主義者だったとこんな話をした。
 「日米開戦の前、昭和天皇は陸海軍のトップを呼んで『米国に勝てるのか』と聞いた。陸軍は『3カ月で片づける』と答えた。昭和天皇は『中国と戦争を始めたとき1カ月で片付けると言ったのに4年たっても片付かないではないか』と反問、陸軍が『中国は奥地が広い』と言い抜けると昭和天皇は『太平洋はなお広い』と叱責(しっせき)、戦争準備より外交交渉を促した」

今、尖閣について中国と対話しようと言えばどうなるか。 大方、非国民と罵倒されるだろう。 では、天皇が言えばどうなるか。 天皇を非国民と罵ることはできない。 となると、天皇を病人に仕立てて、隔離するだろう。 それが、今、改憲して日本を守れと声高に叫ぶ連中の行く末である。 守るべき日本とは何かを知ることなく、狂気じみた未来が待っている。

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