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2015年2月10日 (火)

英米に有って日本に無い歌

YouTube再生回数5億超え!世界が驚愕する美少女ダンサー・マディーとは
http://www.oricon.co.jp/special/47660/

 ニュースは11歳のダンサーの方に釘付けのようだが、ここでは歌の方に注目したい。 この Sia の曲 "Chandelier" は水商売女の後悔の日常を歌ったもの。 このような社会の底辺を取り上げる数々の歌が英米にはある(注:Siaはオーストラリア出身)。
 対して日本で発表される歌の多くは、社会の底辺を封殺した歌が多い。 現実感の薄いアイドルやアニメ歌謡をはじめ、恋愛ものバラードなど喜怒哀楽を歌えど、居た堪れない生活苦を感じさせないように避けている。 それは、かつて演歌歌謡からの脱却を図るときに、意図的に音楽業界が仕組んだフィルターではなかったかと私は思っている。 だが、未だにそれを引きずって、曲の嗜好に手を加えているのだとすれば、もういい加減止める頃合いだろう。
 アメリカは社会の底辺から抜け出して脚光を浴びる存在になることを、アメリカンドリームとして珍重する。 しかし、それはアメリカだけの思想ではない。 古くは泥の中から花咲かせる蓮華に例えられるような救済思想がある。 そういう再生の不思議を本当に苦しんでいる人の声が持つ歌の力で聞きたいものだ。

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