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2015年2月 1日 (日)

ワイツゼッカー氏

訃報:ワイツゼッカー統一ドイツ初代大統領=94歳
http://mainichi.jp/select/news/20150201k0000m030052000c.html
「過去に目を閉ざす者は、現在も見えなくなる」
多くのドイツ人は祖国のため戦うのをよしとした。だがそれは犯罪的な政権の非人間的な目的に寄与するものだった。この日はドイツの間違った歴史の終わりの日だ。

戦争責任を直視、歴史に残る名演説 ワイツゼッカー氏
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM31H42_R30C15A1FF8000/
演説のメッセージは2つあった。ひとつはナチスの残虐性を戦後生まれの世代に伝えたこと。
時代とともに戦争責任を忘れるのではなく、反省することに力点を置くべきだ――。その考えは、その後のドイツ政府の指針となった。
敗戦を「ナチスの暴力からの解放」と位置づけたことが2つ目の意味合いだ。これにより1933年のナチス政権誕生から敗戦までの政策は、誤りだったとの認識がドイツ社会に定着した。

ワイツゼッカーさん:元独大統領 日中関係説くその先に…
http://mainichi.jp/select/news/20150201k0000m030065000c.html
「私たち全員が過去に対する責任を負わされている」と語る一方で「罪は集団的ではなく個人的なもの」と述べている。
自伝の中で「私はポーランド人と親密になることが自分の世代の責任と考えてきたが、個人的な経験から、こうした感情は困難だった」と告白しているように、自身も深い葛藤を抱える人物だった。そんな思いを抱きつつ、冷戦期に旧ソ連・東欧を何度も訪れ東西和解に尽力した姿に、人々は共感を寄せたのだ。
最近は政治家も記者もカントを読まないのが気になる」と寂しげにつぶやいた。

ワイツゼッカー元独大統領死去:「分断欧州の克服」も追求
http://mainichi.jp/shimen/news/20150201ddm007030066000c.html
また、統一により豊かな西独市民の負担増が避けられないことを早くから唱え、コール元首相が「統一ドイツの未来は、花咲き誇る光景」と楽観的な見通しを語ったことを「甘い」と批判。

バランスが取れた人という賛辞は適切ではあるまい。 思慮深いリアリストと言うべきで、バランスはその結果に過ぎないからだ。 物事を両天分にかけて臆して何もしないタイプでは決してない。
 国家を暴走させた責任は国民一人ひとりにもあると認識していたと思われる。 そして、自己嫌悪をもたらすような嫌なことでもやるべきことはやるという姿勢を自ら示した。 カントの著作は多々あるが、『判断力批判』において美的判断といった美学の批判をしている。 思考を狂わせる一因にもなる『美』という概念にも洞察が必要と見抜いていた。 「美しい日本」などという、いささか奥ゆかしさに欠ける言葉をやたらめっぽう使いたがる輩は目を通しておくべきだろう。

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