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2017年8月 5日 (土)

民進党(民主党)不振の原因

読売の記事を例に掲げるがこのステレオタイプの批判は他紙も同様に報じている。

野田幹事長辞任 民進党の再建につながるのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20170726-OYT1T50127.html (掲載終了)
民進党の慢性的不振は、安倍政権攻撃に終始して「抵抗政党」と化していることが一因である。

これは正しくない。 野党は対立軸を明確にして争わなくてはならない。 当の自民党が下野したときはまさに「抵抗政党」だったではないか。 「もう、忘れた」とは言わせない。 大震災対応での非協力的な態度に至っては国民の批判を受けたほど。

では、何が不振の原因か。民進党員に多い宣伝文句に「政策重視」がある。 これは自民の狭く粗い法案比べれば、より多くの人が享受できるものを提案できる丁寧さがある。 だが、一方で政策固執や人事・シンボル(党名等)軽視の原因にもなっている。

中道政党である以上、左右から攻められるため、自民・共産の倍の批判を受けることになる。 本来であれば、党首を先頭に中心を貫き、時に左右に振れて世論を喚起しながら舟を漕いでゆくべきところだが、悲しいかな所属議員にポピュリストが混じり、党首を向いていない。

大衆は単純を好む。 この流れに逆らわないのがポピュリストだが、大衆はよく間違える。 それを知って嘘をつけるのが自民、それを知って小言を口にするのが共産。 では民進はというと、先2タイプの他に媚びを吐くだけというのがいる。 これはただ放っかぶりするだけの怠慢議員に他ならないが、これが党執行部を責め立てる。

公明党は言わすと知れた創価学会の党。 宗教が糊の役目をしているため、党員の個性は抑えられる。 ただ、一度決めたことに対して外部に異論を漏らさない。 少なくとも民進党は自民と対決する前に、このレベルを超えなくてはならない。 一体、何を糊に持ってこようというのか。

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ところで、都民ファーストの代表は野田数という人だという。 自民の新総務相は野田聖子に決まり、これは小池都知事とのパイプを期待されてのことらしい。 ところが民進は都民ファースト連携に失敗したのが都知事選敗戦の原因だとして、野田佳彦幹事長(元首相)を辞任に追い込んだ。 野田前幹事長と小池都知事とは日本新党所属以来の旧知の仲。 真逆に彼を外してどうする。 野田-野田-野田ラインをちゃんと活かすべきだろうに。

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