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2018年12月 7日 (金)

記憶の継承に失敗している社会

ソフトバンク通信障害 回線設備に不具合  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38632770W8A201C1TJ1000/
ソフトバンクはエリクソンから、海外11カ国の通信事業者で、ほぼ同じ時刻に障害が発生したと報告を受けたという。

 ソフトバンクがこれから得た教訓としては、製品に100%の信頼がないならば、同時に全部を更新してはならないということだろう。 最低でも半分ずつの2回以上に分けて行うべき。
 そもそもこのような教訓は、2002年のみずほ銀行の基盤統合の失敗を見知っていれば、当然わかっているべきものだ。 それも今から16年前とあっては、開発現場の世代が切り替わってしまい、セキュリティへの意識が薄れたのかもしれない。 他の教訓例としてはCPUを製造しているIntelのTickTackがある。
 過去に論理設計改造と微細化を同時にやって痛い目を見た結果、たどり着いたのがこの答えだ。 同時に多方面から不具合があると、優先すべき作業に迷い、回復に手間取ることになる。 今回も障害発生は、他社の失敗を反面教師としていなかったせい。 逆に言えば、これほどに記憶の継承に失敗している日本社会が、失敗の歴史を繰り返さないはずはない。 それほどに危うい時代に突入している。

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