スポーツ

2019年4月24日 (水)

陸連の説明下手

マラソン大迫選手 陸連への〝苦言ツイッター〟 「そろそろ私物化やめた方がいい」 | 共同通信
https://this.kiji.is/493391993546245217
https://www.47news.jp/47reporters/3502365.html

 陸連の河野匡・長距離・マラソン・ディレクターは「誤解がある」としたが、誤解したのは選手なのか、間に立った陸連強化委員なのか。 説明しているその言葉でさらに別の誤解を呼び込んでしまいそうだ。 推薦制度があるのに、活用実績がないから採用しなかったというのも、ちょっと言い訳としてどうよと思うんだが。 そうではなく、すでに何らかの活躍で特異的な存在となった人物へのVIP枠だからおいそれと選ばれないと説明すりゃいいのにと思う。 強化が成功するかどうかのボーダーラインにいる選手用じゃないから、あてにするなってことでしょ。 変に期待をもたせるから、選手に不満が生じるんだと思う。

2019年3月22日 (金)

スポーツに競技は必須ではない

女性選手の男性ホルモン値制限は「非科学的」、専門家が見解 :AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3216923

 健康増進が大前提のオリンピックなのだから、それを踏まえなくちゃならない。 男性ホルモンが多い女性に拮抗剤(あるのかどうかもわからんが)を投与するのは、現状バランスをとっている体調に異変を生じかねない危険行為。 一方で、競技に公平を期すためには、特異体質の選手は除外しないと勝負にならないという事情は確かにある。 性で区別できない層を新設するしかなさそうだ。
 ところで、そもそもスポーツとは競技しなければならないものだろうか。 順位を決めて世界一の栄誉を手にするのが最終目的なのだろうか。 最初に書いた通り、健康増進を図るのが大前提であり、過剰なトレーニングなどはむしろオリンピック精神に反する。 競技の熾烈さも金や薬が絡むようだと、いったい何のための大会なんだということになる。 五輪もびっくり人間ショーとして金を集めるイベントに成り下がる。 どこぞの興業団体と同じだ。 順位を決めなくても、楽しめる・関心を持たれる、そういう方向性へ転換すべきではないのか。 本来スポーツは、やって楽しむもので、観戦だけするものじゃない。 そこのはき違えをただすところからスタートすべきなのではないか。

2019年3月 5日 (火)

まさかのドーピング剤混入

選手の暫定処分取り消し=禁止物質、胃腸薬に記載なし-JADA:時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030401103&g=spo
胃炎治療薬を自主回収=ドーピング禁止薬物混入か-沢井製薬:時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030400957&g=eco

薬の原材料の一部を海外製に頼っていると、こういう混入がありうる。 沢井製薬はジェネリック医薬品のメーカーであることを売り文句にしているが、コスト削減のために自社製造にはこだわっていないのかもしれない。 こういう事故を起こすと、このメーカーは信用できないとして、問題のあった特定薬品だけでなく、企業としての信頼を落とし、いろんな場面で選定対象外となる。 今回は健康食品ではなく医薬品だけに事は重大。
レスリングの阪部創 ドーピング処分取り消し 医師から処方された胃腸薬に混入か― スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/03/04/kiji/20190304s00032000320000c.html
処分を取り消すと発表した。同選手権2位などの成績は失効となる。
ドーピング処分は取り消されても、競技記録は抹消。 やはり、損害賠償もの。

2019年2月28日 (木)

クロスフィットの可能性

強さが新しいセクシーさ、変わる女性たち AYAさん:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM2L0QL5M2KUCVL010.html

 非常に興味深い。 理想の女性像として、芸能界・メディアお仕着せのアイドル像を手本にしている日本は歪(いびつ)だ。 同様な問題で韓国は政府がアイドルの没個性ぶりを批判したが、代わりに何を目指すべきなのかを示せてはいなかった。 競技スポーツではないクロスフィットが生活基盤の何かを変える可能性はあると思う。 ただ、このAYAさんにふさわしい男とは一体どんな人だろうかと思うと、今ひとつ思い浮かばない。 もしかしたら、変わるべきは男もなのかもと思ってしまう。

2019年2月 5日 (火)

骨折り損?

日大前監督ら捜査結果は「容疑なし」地検支部に書類送付:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM254K87M25UTIL01V.html
場面ごとに映像分析 たどり着いた「前監督に容疑なし」:朝日新聞
 あの騒動は何だったのかと思わざるを得ない。 言葉足らずの監督とコーチに思い込みの激しい複数の学生が組み合わさって起きた低レベルな集団暴走だったということなのか。 「やらなきゃ意味ないよ」などの曖昧な指導を繰り返し、事件後も対応途中で面倒くさくなったのか「すべて私の責任」などとして事実説明を伏せてしまった。 そのせいで誤解が膨らみ、マスコミも多くの学生の嘘にミスリードを許した。 もう潔白な人間のいない組織とは、関わり合いたくない印象すらある。
 改めて感じたのは、第三者委員会の能力不足。 引っ込みがつかなくなった複数の学生が付いた嘘を見破れなかった点が問題だ。 自然科学と違って人間相手では嘘や隠蔽はありうる前提で性悪説的に究明すべきだろう。 また、マスコミと関係が深かったり、ポピュリズム的な姿勢の権威を委員に採用すべきではない。 マスコミはニュースバリューの発掘を正義として行動しているから、事実や真実を見逃してしまうことがある。 第三者員会とは、彼らとは違った立場で検証できる存在でなければならない。

2018年12月28日 (金)

賭博とスポーツ

WEB特集 スポーツ界は変われるか 山根明氏と向き合い考えたこと | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181227/k10011761261000.html
変われない。
NHKでは、ショービジネスや芸能界とは倫理的に距離を取っているかと思う。 現実的にはスポーツの清純性はメディアによって作られた宣伝に過ぎない。 金が絡むところには、必ず詐欺師が住んでいる。 初っ端から堕落していてはカモはやってこないので、子どもには健康以上にスポーツに励めばいいことがあると教え込む。 そもそも自分でプレーをしない娯楽としての観戦に、どれほどの健康的文化的な価値があるというのか。 特に歴史的に掛け金から賞金・ファイトマネーが供出されてきたスポーツは万人にとって望ましいわけではない。
地域・健康スポーツ(本来のアマチュアスポーツ)
↓↑
学校スポーツ
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国民代表・スポンサー付きスポーツ
↓↑
プロスポーツ・ショービジネス
↓↑
報道・芸能界

2018年12月 5日 (水)

イベント品の希少価値の是非

出回る東京五輪「偽」バッジ 出どころを追って驚いた:朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASLD53F8YLD5UTIL00K.html

偽物を買う人の半分くらいは、ホンモノ(=公式)かどうかに価値を見出していない。 品質さえ同種の商品の一般レベルにあれば、それで楽しめる。 公式スポンサーが独占欲丸出しで希少性を見せびらかしているなら、そんな醜悪に原価以上の付加価値を認める方がおかしいというものだろう。 それに自分が使う手作りの一品モノであれば偽物だと咎められることもあるまい。 スポンサーはイベント商品を出すなら期間中に十分に行き渡るように配慮してほしいし、それができないなら半端なものも口も出さない方が良い。

2014年12月20日 (土)

最強ではなく最長

World’s oldest footballer Kazuyoshi Miura extends his contract in Japan
http://www.theguardian.com/football/2014/dec/19/kazuyoshi-miura-oldest-player-japan-new-contract
英紙、47歳三浦の現役続行紹介 「キング・カズ」
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014122001001500.html

記録にはいろいろあるが、ストロングではなくロングも同じくらい立派な評価に値する。 ロングになれるのは弱くてはダメ。 また、一旦頂点を取ってしまうとその維持は難しい。 下がる一方の成績にモチベーションを失うのが大半であろう。 その中において、この記録は素晴らしい。

2014年9月 4日 (木)

スポーツの意義

マリノスサポーター「バナナ事件」を考える | ドイツのスポーツはなぜいじめ・体罰がないのか
http://toyokeizai.net/articles/-/46933
面白いのはドイツの企業にもスポーツが活用されるケースがあることだ。ただ日本の事情とは異なり、スポーツにある公平、平等といった価値に着目される。

日本のスポーツに求める期待は、他を圧倒(罵倒)する能力。 ルールの公平な適用ではなく、我田引水力とでも言うべきスタイルがもてはやされる。 中国・韓国も基本的に日本のマネだ。 生活環境の一部としてスポーツを受け入れる素地が不足している原因はそこにあるのだろう。 高齢化社会になって、社会保険制度が医療費の負担増で揺らぐと言われているのに、この軍隊教練式なスポーツ振興制度を改めないとはねぇ。 まず、健康より名誉を持ってくる姿勢をただしたらどうだ。

先輩の暴力で重傷負い提訴 神村学園の元野球部員 神戸地裁
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201409/0007298960.shtml

おそらく、ほとんどの高校中学でこれが現状で、教師自身が黙認あるいは率先している。 口頭での注意を聞けない子への対処方法を見いだせず、体罰は必要という結論に至るや、安易に体罰のみに頼る者が出てくる。 なめるとかなめないとかという視点にこだわり、他人もリスペクトできない。 そうさせるだけの脅迫観念を晴れ舞台での活躍という成績が強要している。 スポーツ特待とか推薦における被推薦側が準備している推薦状など、やめてしまえと私は思う。

2014年7月 6日 (日)

ケガをさせたらアウトだろ

ネイマール脊椎骨折、FIFA規律委が調査
http://www.yomiuri.co.jp/wcup/2014/tournament/20140706-OYT1T50035.html

前を(わざと)見ていなかったことを、見えてなかったことにすれば、故意は否定されて、何の問題もない……そういうことか。 「ボールしか追いかけてませんでしたー」と? 単なるファールで済まなくて、けが人が出ても「わざとじゃありませーん」と……。 もしそうなら、わざとでも手加減した方がまだましというものだろう。 それどころか、刺し違えで相手のエースをケガをさせてもOKだということになれば、サッカーの試合は八百長っぽくなるだけではないか。 それともサッカーは格闘技だから、ケガをした方が悪いと? まるで見つからなきゃ何やってもいいんだ的なセリフだねぇ。 ちゃんとペナルティを課さなければ、再発防止にはなるまい。