学問・資格

2014年7月23日 (水)

後の祭り

STAP細胞解析結果は誤り 若山氏、会見内容を訂正
http://www.asahi.com/articles/ASG7Q63YZG7QULBJ011.html
若山氏の訂正「やっと発表された」 小保方氏代理人
http://www.asahi.com/articles/ASG7R3QW7G7RPLBJ002.html

 わざとではないとしても不正検証でミスを犯すというのは、冤罪疑惑を生むか逆に糾弾の取りこぼしが起きてしまう。 検証ミスの原因が、組織的なモラルの低下(実験動物の不適切な管理)なのか、若山氏の個人的な失念なのかはわからないが、恥の上塗りには違いない。 隠し事をしない誠意は認めるが、第三者にこの後の検証を委ねるか、少なくとも検証者の立場からは主体的な身分を辞退するべきだろう。
 おそらく、最先端科学にはこんな検証もままならない事態は結構ある話なのではないかとさえ思えてくる。 だからこそ、自分の研究結果がノーベル賞ものだと自負しても、マスコミへの大々的な発表を自制しておくべきだったのではないか。 事前検証を手伝ってくれる友人を一番最初の発表前に持つべきではなかったか……彼らにとっては、まさに「後の祭り」である。

2014年3月12日 (水)

幻のSTAP細胞

もういいだろう。 博士論文まで疑われては、小保方氏の人生は終わった。
 iPSの森口尚史同様に嘘を塗り重ねて築いた人生が、成果を求められる段階に来て、とうとう破綻したということだ。 形だけのエリート人生を見せかけるために、多くの共著者をどう巻き込んだのか解明されなければならない。
 しかし、それにしても安倍政権によって「特定国立研究開発法人」に指定されたばかりの施設で、これはあるまいに。 やっぱり、国の助成検討機関の能なしぶりはすごい。 研究の成否を判断できる頭を持ちあわせていないのだから、教育・研究費を削って集中投資しようなどと考えずに、素直に国民や研究者全体に割り振ることで底上げを図るのが一番まともな予算の使い方ではなかろうか。 原発の経済性を含めてニセ科学にどれだけの国税をドブに捨てたのかを見れば、政府官僚と議員も詐欺師の一味に思えてしまう。

>> 追記

理研優遇法案を先送り STAP問題で政府与党
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032801002445.html

あーららー

2014年3月 6日 (木)

国に研究選別の頭があるのか

特定国立研究開発法人:理化学研と産総研を指定へ
http://mainichi.jp/select/news/20140306k0000m040078000c.html

 これって、特定の地域・特定の施設に国費を優先配分するというふうに聞こえる。 地方の地元を離れたくない人やこの二つの研究所に通えない人は、国にとって優秀ではないということになるのかねぇ?
  なぜ、研究単位での支援ではなく、施設単位なのか。 この二つの施設は現状の環境で成果を出し頭角を現してきた。 しかし、今後を年俸制にし、政府が望む方向での研究(短期成果を求められる軍事利用・貿易拡大)ばかりのところに研究視点が行ってしまい、本当にイノベーションが生まれるのだろうか。
  ゲイツがソフトのライセンス販売を広め、ストールマンはコピーレフト(GNU)を提唱した。 アップルはジョブスのガレージから生まれた。 質量分析は末席社員(主任)の田中さん、緑色蛍光タンパク質の下村さんだって就職試験を落とされ助手時代が長かったし渡米で認められた。 結局、(日本だけではないが)国は成果として見えるまで彼らを支援すべきとはみなさなかったのである。
 驚きを以て受け止められるイノベーションなんて、つまるところは誰もあてにしていなかったから逆に脚光を浴びるのではないだろうか。 税収に飢えた国(官僚や木っ端役人、御用学者)に汎人類的な研究の重要度を完全把握できるとは到底思えない。 国が支援する研究ってのは、ある意味できて当たり前のものに留まるんじゃないかと思えてならないし、教育・研究における集中投資や効率化を謳うことは、まゆつばに聞こえてしまう。

2013年11月 1日 (金)

ブラック大学

バルサルタン:滋賀医大 データ操作認め謝罪
http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000m040099000c.html

データ操作していたのに関与度は低いってわけがわからないよ。
 本当に国立大を独立行政法人化してよかったのか? 会社なら監査法人がついたり社外取締役がいるが、大学ってどうよ。 寄付金のために信用を売ることが横行するなら、犯罪者造成所になってしまう。

2013年10月11日 (金)

科学詐欺師

久しぶりに Yahoo!知恵袋 を見たら、やっぱり気分が悪くなった。

 科学オタクが、天文・素粒子物理をいい加減に解釈してBA(ベストアンサー)を受けているのを見たからである。 学者の説が必ずしも正しいわけではないが、その説の意味すら解釈できていないのはもっとひどい。 キーワードをそれっぽくちりばめられただけで満足しちゃって、矛盾だらけの統一感もない独自理論になっている。 点数稼ぎにデタラメを吹き込んでいる自覚もないというのは、マジで質が悪い。 ニセ科学者というか、ボランティアでやってる科学詐欺師というべきか。

2013年2月 9日 (土)

人は『サル』から進化したのではない

ヒトの祖先は虫を食べる小型4足歩行動物?サイエンス誌
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2926510/10240314

いい加減、人は『サル』から進化したという表現は止めて欲しいと思っている。
 正確には、サルと人間の共通の祖先から進化したのであって、現在地球上にいるサルから人間が生まれたわけではない。 このようなもっともらしい誤情報を延々と垂れ流すことで、進化論に無用な誤解が生じていることを報道関係者も教師も反省すべきではないのか。

2012年1月28日 (土)

大学合併の正否

大阪府立大と大阪市立大が橋下市長の音頭で合併協議をしているそうな。 わたしゃ、関東の人間なんで大阪のことはよくわかりませんが、企業合併とサービス合併では相乗効果が違うと思いますよ。 コンピュータのダウンサイジングみたいな、うれしい未来が待っているかのような期待感は錯覚じゃないかな。 例えば、銀行が合併してどうなったかと言えば、タダでさえ利用客で混んでいた支店がさらに減って困ったことに。 リストラさせて単に規模縮小するだけでは、府民市民にとっては恩恵が減るだけっしょ。 教育機関が単体で黒字化するには産業研究と一体化しなければ無理。 やりたきゃやってもいいけど、研究テーマを制限させれば、ユニークな創造から遠のくだけ。 表裏一体、痛し痒し。 単なる会計上で赤字黒字判定をするんじゃ、本当の設立価値なんてわからんね。 教養が低い大阪人が増えなければいいけど……。

2011年12月26日 (月)

事故に群がる「タカリ」

東電の対処能力に問題=政府内の意思疎通足りず―原発事故で中間報告・政府事故調
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112260082.html

 畑村洋太郎氏(失敗学)かぁ……。 結局この人の考えは後出しジャンケンなワケで、事前の行動にあまり役に立たない。 同じ失敗をしないようになるだけである。 また、ご多分に漏れず、切迫した当事者の判断に正確性を求めるという、非現実的な結論。
 技術的な解釈はまあよいとしても、「情報公開の遅れや説明を曖昧にする傾向」とは?! 私は現在までにSPEEDIの計算結果を有効に利用して見せた例など知らない。 データ公開したところで結局数多ある計算結果から観測結果に適合するものだけを採用しなければ意味はなく、それが遅れたから何なんだと言いたい。 利用の仕方もわからず出せ出せいうバカどもばかり。 公開しても大丈夫か(間違った解釈をされないかと)不安になるのも仕方ないだろう。 「被災者の方々の疑問に少しでも答えられればいいと思う」という言葉が示すように、世論に引きずられて前首相にそれっぽく責任転嫁して見せました系の曖昧な指摘。 報告書の全文を見たわけじゃないが、どうにも先に結論ありきの調査ではなかったか疑わしいと感じる。
 大学教授ってのも、事故に群がる「タカリ」の一種じゃーないのかね。

>> 追記

事故調中間報告書
http://icanps.go.jp/post-1.html

 読みましたよ。 官邸や緊急参集チームの混乱ぶりはわかったけど、その原因は総理や各担当の資質によるものではないことがわかる。 過去(当然自民党時代を含む)から連綿と続く「緊急」時のリアルタイム情報収集システムの欠落が最大の原因と言える。 拙い携帯電話に頼るのみで、現場とのテレビ会議システムさえ導入できていない(東電社内にはある)。 現場は現場で「多分ありえない」ことについては手順書をつくっていないのも問題。 何が最善か検討する間もなく判断を迫られては、ミスは致し方あるまいて。 原発事故で露呈したことではあるが、国防でもこんな調子では困るわけで。 昔と違って、今の戦争は数時間で趨勢が決まってしまうほどスピードが要求されている。 官邸と防衛省間でまともな回線があるのかどうかも知りたいところだ。

>> 追記

 報告書に、施設の安全性についての考察が不足しているように思える。 そもそも電源喪失しようがメルトダウンが起ころうが、水素の逆流を防止しつつ安全に手動ベントを行えるようになっていないのが問題だろう。 なぜ、この構造上の問題を指摘しないのだろうか? それと、ECCS(緊急冷却装置)への電源とは別に、センサーの長期バッテリー電源は必須だろうが。 せめて目だけでも奪われていなければ勘違いをせずに済んだはずである。

2010年7月25日 (日)

突破力

藤明里(ふじ・あり)さん:国内定期路線で初の女性機長
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20100715_2/index.html

うーん、いとすさまじ。
航空大学校に入学できなかった、この時点でパイロット(定期運送用操縦士)になるのをあきらめる人が今ですらほぼ100%ではないだろうか。 自家用機の資格とはワケが違う。 前例がないことづくしの中を突破する精神力がすごすぎる。 ちなみに、1カ月のうち3分の2程度は旦那と別居生活を送っているのだそうだ。 代償もでかいなぁ。

2006年12月12日 (火)

サクラチル

平成18年度 秋期
情報処理技術者試験 成績照会
情報セキュリティアドミニストレータ試験

受験番号 SU218 - xxxx の方は,不合格です。
午前試験のスコアは,580 点です。

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