医療

2019年4月24日 (水)

急老化

池袋暴走「逮捕されない」本当の理由とは 弁護士が指摘する「あえてしない」可能性 : J-CAST
https://www.j-cast.com/2019/04/22355961.html?p=all

 高齢者の誤操作事故は珍しくもないので放っておこうかと思ったが、加害者が元エリート官僚なので騒がれている。 入院中は逮捕が延期されるのは常識。 しかし、私刑野郎どもの「上級国民だから逮捕されない?」という馬鹿げた煽りタイトルに釣られる阿呆は多いようで、この国のリーガルリテラシーの低さに嘆きたくもなる。

 この事故が注目をあびるのは、合理的な判断ができそうな人物が起こしたからだ。 自分の運転操作能力の衰えや現状把握について、高齢とは言え判断できるだろうと考えられていたが、今後は病気の有無にかかわらず一律の年齢で運転免許返納が強制されることになるのかも知れない。 その分岐点になりうる事故だった。

 高齢者は骨折や摂食障害などで急激に体力を落とすことが多い。 この事故の加害者も脚を悪くしていたという。 この急激的な老化現象を事前の医療診断では見抜けないのだろう。 ゲームとしてに気軽に行える判断能力診断を毎日実施したらよいのではないかと思う。 とにかく高齢者は、客観的な自己診断ができないものだということを前提としなければならない。

2019年3月25日 (月)

人手不足・予算不足による事故死の責任

入所者がおやつ詰まらせ死亡、介助の准看護師に有罪判決:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM3T425CM3TUOOB004.html


 特養でも一人の入所者へ付きっきりのサービスはできまい。 極端な看護が必要な人を引き取る際には、ある程度の事故死の確率を見込まなくてはならない。 国はそれでも防げと言うなら、公費で職員を増やすしか無いのに、カネは出さないと言う。 こんなことをすれば、特養でも「入所お断り」の自衛措置を取らざるを得ない。 人手不足・予算不足により防げない事故死を誰かの罪に問うことはできるのか。

2019年3月20日 (水)

医者の非常識

 世間では、医者ってのは難関学部を卒業しているから、みんな頭がいいんだと思っているが、違うと思う。 例えば、薬の作用についても、どういう仕組みかなんか知らなくても患者に効きゃ何でもいいんだと考えているのが本当のところ。 また、ドクター(博士)というくらいなので、収集癖のある人が多い。 さらに、性的にヘンタイ(一応、合法内で)もそこそこいる。 もちろん、大学病院に残るような医師には理詰めで研究している立派な人がいるし、地方の過疎地で満杯の患者を相手に汗を流している先生もいる。 逆に、大都市・首都圏で金持ちや芸能人相手に美容形成外科や審美外科をやっている医者の中には、一般常識が通用しない人もいる。

アウシュビッツは「史実」と訴え 博物館、「捏造」主張の高須氏に | 共同通信
https://this.kiji.is/480034205322052705
陰謀論をなぜ信じるか | 日経サイエンス
http://www.nikkei-science.com/201402_044.html

2015年1月19日 (月)

長寿より長勤

介護職、25年度には30万人不足…厚労省推計
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150118-OYT1T50075.html
「老健わたり」特養に入れず転々 退所判断3カ月ごと
http://www.asahi.com/articles/ASH1H6GFQH1HULFA02R.html
 特養は都市部を中心に施設や職員が足りず、入居待ちの高齢者が多い。有料老人ホームに入ろうにも月に十数万円以上かかる。  ひとり暮らしだったり家族の負担が重くなったりして、自宅に戻れない人も多い。実際に、老健から自宅へ帰る高齢者は約3割にとどまっている。

団地の当選待ち世代の最後は特養の当選待ちか。
 施設に入所しなければならないのは、主に脳・脊椎・四肢に障害が発生しているのであろう。 昨年、母の知り合いの最後に立ち会った。 やはり、腰を痛め老健施設に入所の身であった。 国は、製薬や治療研究に関して様々な補助を出してしているが、現状はあらゆる医療研究の中から進展が見込めそうなところに重点的に配分しようとしている。 それはそれで間違いではないのだが、それだけでは、今、社会運営を困難にしている問題に対処できない。
 医療研究が進むほど、人は長生きできるようになった。 だが実際は、死ねなくなっただけで、働ける期間はそれほど長くはなっていないようだ。 みな、「死ぬときはポックリ行きたいね」と口にする。 生命予後よりも機能予後の不良率を改善させる研究を重点目標に入れるべきであろう。 病気でも死ぬ直前まで、動けるような晩年にしなければ、姥捨て山を築くことになる。

2015年1月 5日 (月)

自公の介護職価値観

介護職離れ、負の連鎖 低待遇・負担敬遠で職員減り…
http://www.asahi.com/articles/ASH145DZBH14ULFA00C.html

政治家の心の底では「介護なんてものは消極的な産業であって、身を持ち崩した貧乏人が受けるものだ」と思っているのではないか。
 「家計的にある一定水準を越えられないものはうじゃうじゃいるから、介護を家族に押し付けておけばいいんだ」ということなのだろう。 だが、都会では3LDK程度のマンション暮らしが当たり前で、そんな環境でどうやって二世帯家族が暮らせるというのか、聞きたいぐらいだ。 二世帯規模住宅の固定資産税を一番低く設定すれば、少しはマシな家族構成になるだろうか。 同一マンション内なら減税でもいいだろう。
 オリンピック準備や雇用創出事業のために税金の投入先を絞る。 これでは介護事業は成り立たない。 介護はインフラであって、時の政権が簡単に左右してよい問題ではないはずで、自営業者によって支持される公明党はそれを一番自覚していたのではないか。 買い物や食事の世話ぐらいなら、家族で十分だろう。 だが、排泄の面倒となると24時間付き添いとなり、到底1人では不可能だ。 この感覚がわからないのは、自身が介護経験がない議員どもばかりだからではないか。
 なぜ、高校生に介護経験を積ませないのか。 もちろん全員でなくて希望者のみでいいだろう。 特に医師や看護師を目指す者の中に、敬老の意味を理解できない子どもがいてはならないのだから、介護活動や救護活動を学んだ生徒には、わずかな入試加点を付けても不公平に当たるまい。
 機転の利かない、忌々しい偽の効率主義者が政治や行政を動かしていると感じられてならない。

2014年12月23日 (火)

第三委も闇の中

J―ADNI巡り第三者委が報告書 「改ざんなかった」
http://www.asahi.com/articles/ASGDQ5QNJGDQUUPI002.html
被験者の記憶力を試す検査の実施日や実施時間について、データを集約する事務局が検査ルールに沿って事実と異なる記載をするよう指示し、病院側がその通りに書き換える誤りがあったと認定。

手順通りにやったらデータ書き換えになったって、どういうプロトコルだよ。

検査時間が書き換えられたデータの多くは、病院側の「時計の見間違いだった」などとする説明から「修正」と判断。厚労省の指針で「研究データを真正でないものに加工すること」と定義される「改ざん」はなかった、と結論づけた。

数件ってレベルじゃないだろ。 STAP細胞でもそうだが、あってはならないウッカリミスが相当数確認できれば、いくら故意ではないと説明を受けても信用に足りない。 その証拠に、その粗忽者が処分を受けたという話を聞かないではないか。
薬効自体は間違いないから、不正問題で中止させるわけにはいかないというのが、厚労省のスタンスなのだろう。 しかし、これで実際には薬効がなかったり、副作用が出るようなら、この第三者委員会にも責任を取ってもらわねばなるまい。

東大などの認知症データ、調査委「改ざんなし」
http://www.yomiuri.co.jp/science/20141223-OYT1T50013.html
第三者委は「ミスであり、改ざんや恣意しい的な修正はなかった」と判断した。

そうであれば、指摘した人になぜ不利益になるようなことをしたり、隠蔽工作と受け止められるようなことをしたのだろうか。 それは、違法性が高い過剰な沈静化行為というものだろう。 今回の発表に際し、指摘した人に対する謝辞なり謝罪なりの言葉が全くないというのが、私の心に引っかかっている。

2014年11月22日 (土)

保健所は人権屋

母親の虚偽説明、保健所が「うのみ」…衰弱死
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141121-OYT1T50154.html

保健所のネグレクトと言ってよいだろう。
 例えば、精神疾患の疑いがある人を家族が民間救急を使って入院させようとすると、人権上問題があるからと止めさせようとする。 その後、経過を見ようと言い出すが、そのうち彼らは足も運ばなくなり放置するのだ。 もちろん、その間に患者の容態は悪化する。
 医者でもない保健所職員が、勝手に病状を判断しているのが一番の問題である。 強制入院は確かに人権上問題はあるのかもしれない。 しかし、私は強制的に診察を受けさせることは人権的に問題に当たらないと考える。 診断の結果、精神疾患ではないもしくは疑いのレベルだとわかれば当面の入院の必要もないし、あきらかに精神疾患の場合は手をこまねいている状況を打破できる。
 たったそれだけのことを保健所は理屈を付けてごねるから、一体行政はどうなっているんだと思わざるを得ない。 ちなみに民間救急は東京都内にはあるが、お隣の埼玉にはない。 あるのは介護タクシーだけだ。 埼玉の精神疾患患者数は多いと聞いているが、この原因の一端は病院を牛耳ろうとする保健所の悪習に間違いない。

>> 追記

大阪・3歳児死亡:4カ月受診させず 衰弱知り放置か
http://mainichi.jp/select/news/20141127k0000m040140000c.html
3歳衰弱死:殺人容疑の母 FBにあざの我が子写真掲載
http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000m040158000c.html
女児衰弱死:腸に玉ねぎの皮やアルミ箔
http://mainichi.jp/select/news/20141121k0000m040130000c.html

保健所はこれだけの状態にあっても「人権があって手を出せない」とほざくことがある。 彼らの言う人権とはなんだろうか。 『基本的人権』の中の『生存権』こそがもっとも尊重すべき人権ではないのか。

2014年11月 3日 (月)

脳の尊厳

尊厳死予告の米女性が自殺 「さようなら、世界」
http://www.afpbb.com/articles/-/3030675

これが脳じゃなかったら、まだ死に方も選べたのかもしれない。
 自ら被験者となって新薬の実験台になるのも残された時間次第。 誰が彼女を責められようか。 医学薬学の進歩もまだまだである。 人の心は魂ではなく脳に存在するというのが科学の結論。 人格が破壊される前に自ら手を打つことは、私でもありえる。
 人間が、老化以外の病気による死を防げるようになれば、戦争以外での人口抑制方法を編み出さなくてはならない。 同性愛者が年々増加するのも、自然なことなのかも知れない。 痩せこけた土地で排他的な宗教による統制が生じるのも、自然なのだろうか。

2014年8月 1日 (金)

保健所を断罪せよ

高1同級生殺害:6月、医師が「人を殺しかねない」
http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m040141000c.html
高1同級生殺害:「殺しかねない」医師相談…児相止まりに
http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m040144000c.html

日本の精神治療の最大の障害は何か。
 それは『保健所』だ。 患者家族にとって、入院の前の診察さえできずに困惑している中にあって救いを求めて相談するも、患者家族そっちのけで患者の人権擁護ばかりに腐心する。 その結果、保健所は『正義の味方』で患者家族は『悪の手先』みたいな構図が出来上がる。 これでは、入院どころではない。 年間600~700人ぐらい受け入れている大病院でも、保健所の紹介で受け入れる患者は10年間で2人だそうだ。 確かめたわけではないが、患者移送制度発足後に東京都でこの制度を使って保健所が入院させた患者は10人いるかどうからしい。
 なお、役場の保健部門も実質保健所の言いなりみたいなものである。 最初から、保健所を当てにせずに民間救急で入院させる方が、4ヶ月~半年ぐらい時間短縮になる。 保健所が動くとすれば、患者の精神状態が自傷他害の危険が生じるまで崩壊したときであり、その頃にはもう手遅れというものだろう。

【佐世保・高1女子殺害】生徒の親、窓口に前日電話 県職員退庁で相談できず
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140803/crm14080320590008-n1.htm

 現状、精神病患者を入院させようと思えば、最低3ヶ月以上かけて受け入れ病院を探さなくてはならない。 緊急性とか家庭の経済状況とか相続との兼ね合いとか、そういうのを保健所や児童相談所などはほとんど考慮しない。 だから、受け入れ先が決まり次第、民間救急で入れるしかない。 そもそも、保健所は医者を連れて訪問しなければならないのに、医者の生命を守れないために診断を下せない立場にある。 それなのに、患者の精神状態を見て入院の可否を判断するという矛盾行為を行っている。 つまり、保健師が医者の領分にまで手を出しているのだ。 彼らのやっている行為は、ズバリ『飼い殺し』である。

ごみ屋敷に4歳女児… 児童相談所、葛藤の日々
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG04008_U4A800C1CC0000/?dg=1
母親は精神障害が疑われ、障害者手帳がもらえれば掃除を公費負担でヘルパーに頼めるため、生活環境がもっと良くなるはずだが、母親は医師の診断を受けることを拒否している。

診断がないままの入院は人権上問題があるとしても、医師の診察拒否を許すべきではない。 医師を連れて訪問できないなら、医師まで患者を連れて行くのが保健所の義務というものだ(ところが彼らは動かない)。 一人自業自得の生き方をするのなら、やむを得ない面もあるが、人の親になるのに胸を張って精神疾患ではないと言えない者は社会悪であろう。 公権力で親権を停止させる必要性はこれからどんどん増えるはずだ。

2014年7月28日 (月)

医学会寄りの記事

義父の精子で118人誕生 不妊治療、体外受精で79組出産
http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014072701001579.html
近親者から精子の提供を受ける不妊治療には「家族関係が複雑になる」などの指摘があり、議論を呼びそうだ。

あーいえば、こーいう。
 どこの誰だかわからない匿名の第三者の精子より、よっぽどマシだろうが。 匿名だと、遺伝学上の親を知る機会を失ったことで、子ども当人から不満が出るし、そうじゃなくても偶然出会ってしまったら近親相姦が起こる可能性もあり、そのリスクに怯えなくてはならない。 この手の問題は、健常者が自分らの優生学的な視点で是非を判断して良いものではないと思う。 グレーゾーンはグレーゾーンとして大きな問題が起きない限り黙認する寛容性も必要だろう。
 また、精子バンクとして、特定の人の精子を使った子どもがたくさんいることの方が、大問題ではないか? 理由は上と同じで、偶然知り合った二人が兄弟姉妹だったということが起きかねないからだ。 同一精子の複数回提供を精子バンクに禁止させるなど、医学会は検討すべきではないか。

>> 追記

私は、戸籍法を改正し、遺伝上の親を戸籍に明記するべきだと主張したい。 遺伝上の親が誰であるかを秘匿する社会のほうが不健全だと思うからである。

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