科学・研究

2019年4月11日 (木)

エセ科学への特効薬は調査・質問能力

「根拠ない情報」、どう向き合う? 江川紹子さんに聞く:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM445F6NM44PLBJ00C.html

 ダライ・ラマ14世はよいことを言う割には、会談を麻原に利用されてしまっているんだから残念な方だと思う。 エセ科学の見分け方だが、大半は金と性に関連するんだし、話がそこに及んだら気をつけるべしだ。

>正しいか正しくないか、疑った上で自分で調べて考えてみる。

 その通り。 そもそも徹底的に調べれば大半のエセ科学には引っかからないのだが、ダマサれる人ってのはその調査能力に欠けているように思う。 ネットで調べても、調べ方が悪いとわざとそう調べるように仕向けられていることに気づかない場合もある。 科学知識に自信のない人は、辻褄が合わないことを自分の理解力が足りないからだと結論付けてしまいがち。 もちろんそういう場合もあるが、コツコツと勉強するしか無い。 思うに、理系の勉強ってのは本来は万人が常識とすべきこと。 それを避けるのは消極的にデマに加担するようなものだと言ったら言い過ぎだろうか。 特に、物事の是非を人物評価で判断してしまうタイプはいずれどこかで失敗する。 もちろん疑いすぎて猜疑心が増してしまい、統合失調症になっても困るが。 あとやたら確率だとか可能性に言及して否定するようなガチガチの既存常識信奉者は本当の意味では非科学的。 当たっていよういまいが、そんな人はあまり参考にならない。

 社会常識や科学知識の自分の立ち位置を平均以上に保っておくバランス感覚は必要。 そして最先端科学でも何が未知なのかを知っておくことは大事。 まあ、先端科学者でも知ったかぶりで話すことは多々あるから悩ましいが。 例えば今日のニュースでブラックホール(の外周)を初めて撮影したというのがあったが、「事象の地平線」の内側は誰にもわからないと説明しておきながら、図のど真ん中に「特異点」と書いてあるのを見て何だこりゃと疑問に思うことは至って正常だろう。 数学上の特異点では既存物理法則が成り立たないから、天文物理学者にもいろんな想像をする人がいるというのが正解。 だからといって、そこが未来人のワープゲートだなどという飛躍は小説だけにしておけってところ。

 あと、デマ防止のために行政による検証データの社会提供は大事なんだが、詐欺師・デマゴーグどもはそのデータが提供されるまでのタイムラグを利用して信者を集めてしまう。 思い込み、集団催眠、言葉の定義のブレに注意を払いつつ、性急な企てには参加しないぐらいのゆとりを持たないとね。 ダマされるにしても、それは不可抗力だよねっと言ってもらえるくらいには努力するべきでしょ。

2019年3月12日 (火)

日立製品はボイコット

経団連会長「感情的な人と議論意味ない」原発巡る議論に:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM3C663FM3CULFA01Q.html
「原発と原爆が結びついている人に『違う』ということは難しい」とも発言

 原発と原爆が結びつく人は感情的なのか。 原理は同じで、臨界状態で燃やすか、一気に燃やすかの違いだけ。 それとも原発災害は天災で原爆は人災だと言いたいのか。 あらゆる放射能事故で純粋に天災だったことなんて一度も有りはしない。
 結局、原発論議は完璧前提で安全を考えるなって話なのに、兵器扱いはけしからんなどと主旨をすり替える。 欠陥の指摘に対しても「奴らは赤だ」とレッテルを貼ってまとも取り合おうとしなかった過去の反省が全く活かされていない。 こんなエリートぶった鼻持ちならない会長を輩出する日立の製品なんかボイコットでいいよ。 連合も、重電だからと重鎮扱いするのはやめるべきだろう。 ちなみに、日立の役員にはこんなのばっかり。 数十年前から何も変わらない。

2019年3月 9日 (土)

AIの追従限界

AIが男女格差を広げる? 津田大介さんが語る落とし穴:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM363JPYM36UPQJ002.html

十分あり得る話。 時代遅れのステレオタイプな見方は、人間であれば指摘で修正できなくもないが、機械となると最初に与えられたデフォルト値を死守してしまう。 善悪・好悪の観念というのは、各時代では社会規範や感情の根底として強力な拘束力を持ちながら、一方で時代で変遷する。 それをAIにやらせるとなると、直近未来くらいは予測可能な技術が必要になる。 それを外したときの自己フォローアップも含まなければならない。 最新AIを用いても、ちょっとやそっとじゃ無理だろう。

2019年3月 2日 (土)

日本語のIT化

Mozillaによる18言語・1361時間にもおよぶパブリックドメインの音声データセット「Common Voice」 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20190301-mozilla-common-voices-releases/

 日本語そのもののIT化が遅れているなぁと思う。 ラテン語族に先んじられるのは仕方ないが、それでも後を追いかける気配すらない。 構造を合理的にしようにも伝統や方言が阻む。 それに日本語はわかっているなら主語だろうが目的語だろうが、ばんばん省略してしまうから、AIもかなり高度にならざるを得ない。 発音は比較的単純だけど抑揚が無いわけじゃないし、音便なんていう不規則変化もある。 難しいなら、なおさらIT化に挑戦し甲斐があるってもんだけどね。 でも、完璧な翻訳機が登場したら、誰が日本語を学ぶんだろうか。 科学技術の発展も文化や経済バランスを取りながら行わないと、自分の首を絞めかねない。

2019年2月16日 (土)

大衆迎合学者の自己弁護

極右に対抗「左派ポピュリズム」広がる 政治家に存在感:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASM263FGWM26UCVL005.html

 左のポピュリズムが善で、右のポピュリズムが悪とでも言いたいらしいが、そんなことはない。 立命館は見方を変えただけの逆説論を振りかざす人間に准教授を任せているのか。 官僚に特任教授としての肩書を貸し与えたりする大学だからこんなレベルらしい。 それにポピュリズムを大衆迎合主義と訳して何の間違いもない。 左右にかかわらず負の包含イメージが付きまとうのも何ら不思議とは思わない。 その最たるものがマスコミだ。 世間の顔色を窺って記事を書く姿勢は良し悪しが多く、全面的に信用してはならない。 つまり、こんな記事を載せるマスコミや学者もポピュリストそのものであり、この記事は単に自己弁護を展開しているだけと言える。
 左派的なポピュリズムの最近の例を挙げると、第三者委員会の不適格性の問題にようやく世間は気付き始めている。 大震災時の怨嗟のために責任転嫁で人災呼ばわりしたがる世間に流されまくった姿勢を私は嫌ったが、有識者とやらはまさに迎合していたではないか。 日大のアメフトでもまたやらかしていたようだ。

2018年12月19日 (水)

未だ捕まらないアメリカの巨額詐欺師

マイカーで乗り入れ可能に マスク氏の地下トンネルが開通 :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39133280Z11C18A2TJ2000/
ハイパーループの実現は困難? 科学者たちが語る、これだけの危険性|WIRED.jp
https://wired.jp/2018/11/16/elon-musk-hyperloop-boring/
CNN.co.jp : 時速1000キロで走行、実物大の「ハイパーループ」世界初披露
https://www.cnn.co.jp/business/35126487.html

 元々、ロスのトンネルはハイパーループ用であってEV車を走らせるものではないのだろう? そして、水さえ染み出さない高気密長期維持トンネルは現在の土木工学では不可能だ。 減圧によって沸点が下がれば、低い温度の水でさえ沸騰して水蒸気になる。 それを常に排出するために、莫大な減圧ポンプの作動エネルギーが必要になる。 これは全然省エネではない。
 また、カリフォルニア州は巨大地震も予想されている。 トンネル内の1箇所でも穴が開けば、全線ストップ。 普通のトンネルでさえ土圧の制御に苦労するのに減圧トンネルはあり得ない程の高リスク。 理論上、不可能とわかっていることを実証実験などと称して途中段階まで証明したところで意味はない。
 テスラの倒産を首の皮一枚で回避しているので、イーロン・マスクはハイパーループの方も継続できているが、日本がアメリカの本当の友人ならば今すぐ中止を進言するべきだろう。 産業技術に詳しい日経でさえ、検証を飛ばして記事にしている状況は嘆かわしい。 次のバブル崩壊の震源はまたしてもアメリカの可能性は高い。

>>追記

 トンネルのコストばかり書いたが、車両側も旅客前提なら気密維持が必要。 それだけでなく、酸素供給も必要。 また、減圧していても放射による地熱の影響を受けるが、一般的なエアコンの原理である熱交換も使えない。 つまり、準宇宙船並の精度と技術が要求される。 地下では隕石に当たらないことだけが救いだ。
 生物以外の固体貨物輸送なら、可能性があるかもしれないが、高速輸送の需要があるだろうか。 もしあったとしても低コスト大量輸送に耐えうる自動積み替え駅の構築が必要となる。

2018年12月17日 (月)

自動運転に期待するもの

山手線が自動運転試験へ 将来は無人運転めざす JR東:朝日新聞
『自動運転』という言葉に世は踊っている。 AIとディプラーニングで“うまく運転できる”ようになると思っているらしい。 だが、本当に必要なのはイレギュラー回避と起こってしまったイレギュラー対応、そしてその法的解釈。 つまり、自殺や天災へのデータも揃えなければならない。 世の中、本分よりも枝葉末節の作業の方が多いのが現実というものだろう。

2014年12月20日 (土)

総務省の生命倫理観

育て「和製ジョブズ」…奇抜な10人総務省選ぶ
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141219-OYT1T50104.html
異能(Inno)vation | 本採択者 研究テーマ
http://www.inno.go.jp/adoption.php

東京都
フクハラ シホ
福原 志保
生命科学技術の発展がいかに文化や社会へのインパクトを与えているかを思索するため、人の遺伝子情報を他の生命体の遺伝子情報内に保存することで、生と死そして死後について考察することを目的としたプロジェクトである。私達の死に対する恐れは、自分に関する記憶が忘れ去られ、生きていた証を失うことからきているのだとすれば、このプロジェクトは、愛する故人への新しい弔い方法を提案し、死に対する意識を変えることができるのかもしれない。

これって、生命倫理的にかなりまずいのではないか。
つまり、キメラを作ろうって話じゃないのかい。

社会進出に逆行するアイドル性

小保方流「コツ」解明できず 24時間監視の再現実験室
http://www.asahi.com/articles/ASGDM5KFFGDMULBJ00X.html
「今回の検証は、科学のやり方でない。犯罪者扱いは科学にあってはならない」。監視用モニターで監視しながら、第三者が小保方氏の実験に立ち会うという、異例の検証のやり方に異議を唱えた。

 人類には、科学者を欺く人が過去に何度も登場してきた歴史がある。 世紀の大発見になればなるほど、嘘の入り込む余地がなかったか慎重に検証する必要があろう。 今回は論文発表直後の共同研究者の告発によって事態が進展した。 たぶん、わずかな差で内部で押し留めることもできたはずで、それができていれば大事に至らなかったと思われる。
 ある人が嘘つきかどうか、とくに会計など金に関わる立場の人は、それとなく試されるものだろう。 学者にだけは、そのような人が紛れ込むことは無いと信じるべきではない。 小保方の言動のどこかに人と違う強弁が見られたり、何かにおびえて落ち着きが無かったり、物事に際し相応の感情が見られなかったりしたはずではないのか。 それを気に止められたら、彼女が嘘をついているかもと疑ってこっそり検証してやることで、人生相談に乗ってやれたのではないか。
 早稲田の大学時代に気の迷いで破滅への道へ一歩を踏み込んでしまったのを誰も叱ってくれなかったのがすべての元凶のような気がするし、今に至るまで本当に親身になって叱ってあげられる人がいなかったことも不幸だった。 女子率の低い理系で甘やかされたことが一因ならば、ただ女子の社会進出を数字だけで上げようとする今の国の方針は、同様の事態を再び生むのではないか。 女子に点数をつけるときに、子どものうちからアイドル性(媚び度、女子力、おバカ度とも)をもて囃す日本の現状は間違っている。 子どものうちこそ男女関係無く人としてどう生きるべきか学ぶ必要がある。 そもそも芸の道とは人に夢を見させて騙すことなのだから、学者や経営者には必須要素ではないどころか、不向きというものだろう。

2014年12月19日 (金)

ひまわり8号

Trc_ll_j

こりゃ寒ーっ!

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