建築

2015年2月 9日 (月)

安易に作れない田舎マンション

10万円でも売れない“負動産” ゴーストタウン化を招く「空き家予備軍」
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150128/ecc1501281442001-n1.htm
リゾートマンションは自然の中に建つため傷みが激しく、日常生活を送るには不便な造りだ。一番の問題は維持管理費で、毎年の固定資産税に加え、毎月管理費や修繕積立金などの共益費がかかる。ほとんどが滞納されたままなので、たとえ1円で落札しても、数百万円単位に膨らんだ滞納共益費の負債を落札者が承継、負担しなければならなくなる。

恐ろしい……。 自分でも一昨年、実家の事業所を解体したが、かなりの費用がかかった。 そんな費用を払えないところは解体も進まず、相続放棄で最終的には自治体が面倒を見るハメになる。 バブル期には、リゾートマンションなんてウラヤマシイ限りだなと思ったものだが、今こうして見ると手を出さなくて(出せなくて)よかったと。 田舎は土地が安いから敢えてマンションに住みたがらないのかというとそうではなく、こうした共益費が負債となるから建てられないのだろう。 プレハブではない堅牢なユニットハウスが実現できるなら、マンションの減築もし易いのではないかと思うのだが。

2015年1月16日 (金)

紙の使い道

KADOKAWAが300人の希望退職を募集
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ16HMQ_W5A110C1TJ1000/?dg=1

紙媒体の縮小が続く。
 これが合弁目的のひとつか。 角川だけでは、昔からの社員を追い出せなかったのであろう。 合弁したからといっても、子会社が合弁したわけではないから、合弁を最初から予定していたことの口実に使ったと思われる。
 紙の使い道を考えないと、製紙業の明日はなさそう。 建築家の坂茂は仮設住宅として紙のログハウスを作っている。 例えば、平屋建ての倉庫(非住宅)用建材として、認可されないものだろうか。 防火・防犯は別の何かで担保しなければならないが、貴重品を置かない前提なら需要はあるだろう。 それにダンボール以外の構造研究も、し尽くされていない気がする。
 海外の木材が安くて、国内の間伐材が活用されない理由は主に搬出コストのせい。 TPPで日本で出稼ぎに来る人を増やすのなら、看護師だけでなく林業もいいのではないか。 元々なり手のいない職場なのだから、日本人の雇用を奪うことになるまい。 いくらでもアイデアは涌くのに、日本人はリスクを恐れてベンチャーに手を出さないのだから、もったいないことよ。

2014年6月11日 (水)

新国立競技場やっと見直し、でも間に合うのか

東京五輪会場計画を見直しへ 舛添都知事が表明
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061001001874.html

舛添都知事の初実績としてよいのかも知れない。
 安藤忠雄信仰はやめるべきだろう。 奇抜な意匠に数百億投入したとして、10年しか持ちませんでしたー、赤字垂れ流しでしたーでは済まされない。 よくありがちなのが、日本の気候を考慮していないもの。 東京は、先進各国の中でもとりわけ緯度が低い。 つまり、湿っている地域だ。 これだけの巨大建築物となると、巨大貯水設備が必要になる。 集中豪雨・ゲリラ豪雨のことなんか、考えているのかねぇ? 個人の家じゃあるまいし、使い勝手や安全を犠牲にした公共物なんぞ許されるはずもない。

2月の大雪なら屋根落ちる? 新国立競技場、設計見直し
http://www.asahi.com/articles/ASG3S61YRG3SUTQP01W.html

新国立競技場の基本設計が終わらない理由1|建築エコノミスト 森山のブログ
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11818141630.html
新国立競技場の基本設計が終わらない理由2|建築エコノミスト 森山のブログ
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11821823869.html
新国立競技場の基本設計が終わらない理由3|建築エコノミスト 森山のブログ
http://ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-11827236840.html

見るからに予算オーバーな新国立競技場計画: 雑想ポケット
http://picorich.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-fe11.html

2013年10月24日 (木)

見るからに予算オーバーな新国立競技場計画

新国立競技場「工費が膨大」…デザインは生かす : 東京五輪2020
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/politics/20131023-OYT1T00938.htm

 審査委員に安藤忠雄なんか採用するからこうなるんだよ。 有名建築家ってのはネジぶっ飛んだのが多いから、建てたのはいいけど、雨漏りひどいとか、メンテできないとか、そういう話に事欠かさない。 『日本スポーツ振興センター』ってのは、人選ミスあるいはコンペの手綱までを丸投げした機関ということになる。

トップページ | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COUNCIL
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/
これが公募?あきれてしまう新国立競技場デザイン応募資格まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134291475565192401
異議あり、新国立競技場計画 建築家・槇文彦さんに聞く
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201309230372.html

  1. 上空から見た完成予想案が知られているが、地上からは巨大な壁を見上げることになる
  2. 周囲に十分な広場がとれないのに、8万もの人を集めると大会終了後は交通規制で対応することもできない可能性がある
  3. 人件費やエネルギー消費で五輪後に運営が行き詰まれば、つけは税金の形で人々に回ってくる
  4. もともと競技場は、建物としての魅力を持たせるのが難しく、世界的に傑作は少ない
  5. あそこに造るのなら、例えば5万人規模にして3万人の仮設席を加えるなどで対応すればいい

 安全面で問題があるのは致命的だ。 昨年のロンドン五輪もスタジアムをサイズ可変式で建てて、今は規模を縮小して運営している(何と!高さを縮めている)。 新国立競技場案は不定曲率部材がすべて特注になるのが費用を膨大化させている。 意匠としてはずせないとしても極力減らすなり曲率を固定化させたり共通部材化するべきだろう。 無駄に多いように見える梁の交差も気になっている(狭い空間での建設作業が必要だと工法自体が特殊になる)。 開口部の開け閉めだけで、いくらかかるか……。 しかも、普段の使用時に小分け運営していたとしても開閉は全部に影響してしまう。 本来コンテストでは、そこまで読んで選ぶべきだったのに、見るからに費用がかかりそうなものを選んだわけだ。 あとから、デザインに手を入れることを見込んでまで(未完成を承知で)選んでいたのなら、故意犯だろうか。 こういう場合、融通の利かない建築家が相手だとトラブルになりやすい。

>> 追記

新国立競技場、建築家ら批判
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20131024-OYT8T00295.htm
以前は近未来的なデザインに技術が追いつかないこともあり、「アンビルト(実現しない建築)の女王」と呼ばれた。
事業主体の日本スポーツ振興センターは「あくまでデザイン・コンクール。当人とも現実に合わせてデザインすることで合意している」と説明。

首相は「高圧的」が大好きなのでその辺は問題にはなるまい(笑)

ロンドンオリンピック2012 競技会場 アクアティクス・センター - JOC
http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/map/02.html
大会後に客席部分は撤去され、クラブや学校などの公共利用目的に開放される予定です。

Prafulla.net - Infographics, Sports - The Unique look at London Olympic Venues (Infographic) - Part I
http://prafulla.net/interesting-contents/sports/the-unique-look-at-london-olympic-venues-infographic-part-i/
File:London 2012 Olympics Aquatics Centre 02.jpg - Wikimedia Commons
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:London_2012_Olympics_Aquatics_Centre_02.jpg

客席取ったら、真ん中のベロンチョしか残らんね。

File:London Aquatics Centre.jpg - Wikimedia Commons
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:London_Aquatics_Centre.jpg

なんで、日本は大会後に規模を縮小運営する案でデザイン募集しなかったのかねぇ。

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